三菱重工、MRJインドネシアで新展開
MRJの製品第一号機初フライト延期で、欧州などで商機を逃して悔しい思いもしていますが、アジア市場に向けては、新たな発想で市場拡大を進めているとわかり、少しホッとしています。
今までの米・欧州に対しては、インフラは成熟されていて 、単に航空機単体販売という発想だけだったのに対し、新興国である東南アジアなどに対しては、新しい提案をするようです。
特に親日である東南アジア諸国では、新幹線のケースが層であるように、商品とその環境ノウハウも提案する事で、購入動機を刺激する方針が打てるという事です。
航空機単体なら、他社大手の信頼実績のある機種はありますが、インフラや運営ノウハウまでセットで共同開発する事は、同じアジアの企業で、かつ日本品質を武器にできる日本に有利と言えます。
既に働きかけを始めているようで、必ず対抗馬に現れる中国も自社機の開発が遅れている今、当にチャンスと言えるでしょう。
ただし、日本のロビー活動の貧弱さは知れているところですので、油断せず着実に実現して欲しいですね。
ようやく少し進捗を見た思いです、継続して見守りたいと思います。
MRJ新規需要30機?三菱重工がインドネシアで航空ネットワーク再構
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