くろま流 × NAGOYA式 ブログ

東海・名古屋からまちおこしヒント探し始めて、結局国際経済のしくみに行きついた

非日常の恐怖が生む創造性が日常のピンチを救う

 

 生死を分けるようなサバイバルは起こらないかもしれませんが、それと同じような窮地に立たされた時に、人はその恐怖と闘うためにその状況に集中し、突破口を全力で探そうとした時に生還のチャンスが生まれる事を、記事は教えてくれます。

 

 

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冷静なリーダーの居ないサバイバルは、混乱と絶望へと進んでしまいます

 

 

 東芝の不正隠しの体質が招いた、日本屈指のブランドの失墜を会社単位の問題と切り捨てられないのは、過去から続く日本の悪しき体質を起因とし、それをうわべだけで事なきを得ようとする「まあまあ」体質があるからです。

 トップは単にピラミッドの頂点のみにしがみつき実を放棄する、それを正誤批判が許されない子飼いの様な中間管理職は「板挟み」の象徴にされてしまいます。

 トップの指令をみたしつつ、ミッションを達成する時に、簡単でない事が殆どでしょう、その時に突破口を開くきっかけは、様々な指南書が発売されていますが、今回紹介した記事では、サバイバルの様な追いつめられた恐怖の心境と、問題を抱えて追いつめられた状態の抑圧が似ているとしているようです。

 

 その境地に追いつめられた時に、いかに現状を冷静に見極めて部下またはチームをまとめ上げるかは、当にサバイバル映画のヒーローに投影されます。

 しかしその実感は、映画で見て疑似体験したくらいで身に染みることは決して無いでしょうから、仕事をまとめる資質のある人は、仕事とは違った世界で培った一見つながる事のない体験の「リアリティ」がそれを助けてくれるのを解っているかどうかです。

 それをどう仕事に結び付けられるかどうかは、管理職の創造性次第でしょう。

 追いつめられた時の恐怖を、きっかけにどこまで自分を奮い立たせて、事実に立ち向かう姿勢を造れるかは、その人の経験からくるはずのゆとりであり、さらに四面楚歌の状況をどう楽しめるかによって、答えは変わってくるでしょう。

 

 仕事では、一人でミッションを完遂するケースは少なくて、通常複数仲間の失敗や、問題を前提に取り組むことが多いでしょう。

 それを「他人事なのになぜ?」と考えるのか、「自分が絡む以上は」と考えるかで、おのずと結果の開きは大きくなるのは自明の理です。

 

 ならば、自分が絡むチームの中で、どう生かす(サバイバル)出来るかは、その人の経験量と想像力の豊かさですから、いかに普段から公私ともに自己を豊かにしておかなければならないか、答えを待つまでもないでしょう。

 

 

不安が創造性を生む。恐怖と紙一重のラインを探るた
http://www.lifehacker.jp/2015/07/150706_thinline_uncomfortable.html

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