天下り盲信者からの、新世代への希望
今は圧倒的に少数派となる次世代の方たちへ、今後大切になる伝えたい「今そこにある」現実と理想のはなしです。
政府官僚の天下りの数々は、まるで彼らが日本神話の神の名の下に 行われる神事のようですが。実に粛々と行われる仕組みを野放しにしてきた国民性を、世界はどう見ているでしょうか?
そもそも、戦後のどさくさに権利を握った者が作り上げた権力掌握システムに過ぎず、既に無用の長物でしかないこの仕組みを、神よりの賜物の如く有り難がる政治家が作る日本は、ご存知の通り海外からは日本の評価をいたずらに下げるにとどまらず、その人の良い国民性をスパイ活躍場を提供するという、間抜けさにつながっており、救いがたい状態に陥っています。
未だ戦後復興期に出来上がった「エスカレーター」システムは、その傀儡となる大手の民間企業を通して受け継がれ、未だ恩恵に預かろうとする者の盲信によって、有り難く祭り上げられている様は、滑稽でしかありません。
世界との関係をみる中で、日本がこの現実逃避を続けている間にも、日本だけが旧態依然の一握りのためのシステムに、莫大な人件費を保証しては、次世代日本の未来は余りにも暗すぎます。
そんな今を変えていけるのでしょうか?
今を憂いても進みません、この悪しきシステムに対して今から出来るのは、旧世代は見切りをつけ、新世代は審判を下すこと、そして決別しなければなりません。
しかし日本は民主制の社会、多数決の原則で新世代の人数だけでは、勝てない現実をご理解頂けるでしょうか?
来年から選挙権をもたれる次世代の若者たちは、まずこの事実を胸に刻んでおく必要があります。
うがった見方をすれば、多数決の社会において、新世代の人口を減らさんばかりの数々の政策・政令は、目に余りますが、もしかしたら旧世代の自己防衛施策かも知れないのですから、票を無駄にしないよう、よくよく考えて大切に投じて下さい。
旧世代は、新世代の情熱と実行力を計るバロメーターに警戒の目を怠りません、この指数を見てやる気を警戒しているのでしょう。
過去、今の未来を作った者はその未来に甘んじて生きています、因果応報ですが、それを猛反省している理解ある有権者がたくさんいます。
浮動票の彼らが見方に回るか否かは、そのバロメーター次第でしょう。
今からの未来は、これからいきるものにしか創れないものですが、せめてその未来への一助にと奮闘している者も居ることを忘れないで下さい。
今に手を抜いた者は、その報いをやがて受ける日が来ることを知っているからこそ、その報いの中身は気持ち一つで変えられることを知って欲しいのです。
http://www.asahi.com/articles/ASH6V7GYPH6VULFA040.html