くろま流 × NAGOYA式 ブログ

東海・名古屋からまちおこしヒント探し始めて、結局国際経済のしくみに行きついた

宇宙という広大なビジネスチャンスの備え

アメリカや中国・ロシアなどの軍事大国と言われる国が、突然とってつけたように創設を明かした「宇宙軍」は、多くの人が狐につままれたような気持ちになったり、新たな戦争の火種が現実的に宇宙にまで広がるんだと、期待とため息をつくような話題でした。

アメリカなんか、先日誇らしそうに宇宙軍旗をニュースで公開してましたから、少なくとも日本国内の印象は前向きでは無かったかもしれませんし、確かに「軍」とつくと即戦場と思いがちですね。

 

 

wired.jp

ISSは経済圏をつくる目的地であり、“飛び石”にもなる:国際宇宙ステーションが拓く「宇宙経済」の時代(3)|WIRED.jp

 

ただ、このブログで取り上げる以上は視点はそこでは無く、上の記事でうたっているように、宇宙は宇宙もののアニメにのめり込み、宇宙ロマンや未来を夢見た世代の筆者にとって、もちろんそうで無い多くの人たちにとっても人類の宇宙の夢の実現の第一歩であるのです。

かつて、軍事目的で国家予算が注ぎ込まれた米ソ軍需拡大競争が、いつしかスカイラブ計画でソユーズ衛生とドッキング成功したときから、その種は植えられました。

 

その後、スペースラブは役目を終えて、ソ連はロシアになり、スペースシャトル成層圏外との往復を実現したことで、宇宙時代という漠然とはしていたものの、確実に宇宙開拓史は進んでいったのです。

今その後をついで、地球衛生起動をISSという国際宇宙ステーションが周回していますが、他にもハッブル宇宙望遠鏡という超巨大な望遠鏡が居たり、成層圏周回の宇宙旅行が現実的になりつつあるなど、地球周辺からの商圏利用が具体的に加速している現状は、SFでは無くなっています。

 

こうした下地を理解すれば、宇宙軍という選択は単に戦争という側面だけでは無く、最も恩恵が大きいのは、私達消費者であり広大な宇宙というビジネスチャンスの安全運用に宇宙軍という保険は、軍事目的以上に大きな意味をもっているのでしょう。

この流れに、平和利用を前提として日本でも宇宙版自衛隊を創立する表明もあり、通常なら軍拡扱いで猛反対を受けるところですが、平和維持の宇宙商圏の治安安定化ためとあれば反対の余地は無いのも頷けます。

 

今宇宙どころか、身の回りの生命の安全担保にさえ右往左往している時期で、宇宙の利用については今しばらく遠のいた感がありますが、こういう時期だからこそ少しでも希望につながる、現実的な選択肢が確実に進歩しているという事実は、前向きに生きる希望となって、勇気のある一歩前前進する支えになって欲しいと思います。

もう一つ、今からでも現実的な恩恵として、宇宙軍の存在で受けられる期待とは、来る5Gがもたらす効率的な商業システムの拡大において、成層圏内外の治安や隕石などの通信衛生保護などの具体的な課題も現実的になっている以上、宇宙軍へは当たり前に宇宙を活用できる防人として、前向きに期待したいと、今は考えています。

 

日本を南京事件に学ぼう。劇薬にも特効薬にもなる、歴史を生み出す意味

様々な学問がある中で筆者は歴史がとても好きですが、逆に多くの人の歴史が嫌いな理由で「年号暗記」の学問だと刷り込んでしまった悲劇だと思っていて、幸いに筆者はその罠からのがれられたことが幸いだったのでしょう。

歴史と言えば、戦国時代歴史ブームが有って好きになった人がとても多いと思いますが、後から好きになるのも前から好きになるのも、どちらでも私たち日本人には大切なことだと思っています。

 

筆者は古代歴史や逆に近現代史が大好きですが、その中で「南京事件」は日本人にとって、冤罪的歴史の一つとして常に悩まされてきました。

結論からすれば、明らかに冤罪なのですが、日本人と外国人の多くに歴史認識や価値観の決定的違いが基で、事実が受け入れられない歯がゆさを味わうことが、結構話題にはなっても乗り越えられない日本人故のジレンマを「南京事件」は示してくれます。

 

www.youtube.com

https://www.youtube.com/watch?v=E0qRG4cG_T4&t=15s

 

本来一枚岩でなければならない国内でさえ、日本人最大の汚点とか東洋のホロコーストと言われてしまうように、未だ日本人の中から不毛な言いがかりを掛ける始末で、それによって気の弱い人や潔癖な人まで「日本は悪人」という意識を持つ始末です。

その論争の到達点を探る意味で、上の小名木善行さんの動画はすべてを内包している名解説だと思いますので、迷っていらっしゃる方はこの時期だからこそ、ぜひご覧になっれることをお勧めします。

 

この動画のメッセージには、日本人が「南京事件」の冤罪を被らない対策マニュアルとして役立てるよう、4つの点の歴史を繋ぎ合わせて難問クリアするだけでなく、今世界からウイルス疑惑で注目される中国共産党(過去の中国軍と政府)の異常な凶暴さの所以を教えてくれます。

そして多くの方がその所業を知って、宇宙人だと思えるほど日本とは油と水の存在だと身に染みて解るでしょうし、これこそ歴史から得る知恵であり、それによって自身の次の行動が出来る準備に役立ちます。

 

さらに、日本人は武士道を頑なに守り通した国であることに感謝し誇る一方で、中国だけではない海外国の事情や主義の違いに、国民の平和で不器用な国民性や、日本政府の柔軟でない平和外交の姿勢の在り方を考えさせられるでしょう。

私達日本人の言動が外国人によっては、生真面目に正しいことを貫こうとする精神が逆恨みを生み、平和と戦争の解釈の違いを受け入れず抑圧を受けるなど、世界諸国の常識を受け入れない頑なさが、受け入れられないという乖離が在る。

 

「まさにドラえもんの、のびたとジャイアン

 

の関係が、往々にして歴史で起きていることがイメージできないでしょうか?

主人公である筈ののび太が時には巨悪の権化ジャイアンに搾取されるわけですが、この漫画のミソは単に勧善懲悪ではなく、悪が時には人間らしさも見せる点や、善が悪を懲らしめるのではなく自身の成長を見せることで、相手を納得させるという「日本の理想」を子どもに分からせてくれる点です。

 

そののび太の行動は、まさに4つの南京事件の間に日本軍がした行動を見ているようで驚きますが、原作者の意図が元々「日本人」の姿を描くことだったら、不思議では

無く、このマンガが大ヒットになった国には、日本と同じ世界観を受け入れられたという大きな証だったということなのでしょう。

 

 

かつて、日本が掲げた義勇軍が思い描いた「大東亜共栄圏構想」は日本のアジア先進国への「愛と誠」の行動に他ならないものでしたが、その愛と誠は「世界植民化計画」には不都合な真実でしかありませんでした。

小名木さんの歴史観は、上のお動画で語っているように、歴史をピンポイントや年号で考えず、経緯の流れを知ることで難攻不落の疑獄事件を見事に表していますが、いみじくも筆者が歴史を好きでいられたのは、歴史を流れで理解したことで人の歴史を楽しむことができたからでした。

 

人の残してきた歴史とは、人類が知恵や文字をもった時から残した人の足跡であり記録を言いますが、日本の歴史には人類のすばらしさ、日本人として生まれたことを感謝したくなることが、たくさん刻まれています。

しかし同時に世界と日本の歴史の対比には、主義主張の違いや多くの解釈違いで人の多くの悲劇も目の当たりにもするし、上に書いた世界植民化計画などという創作めいた現実が、年号暗記だけでは決して見えない、点と点を正しく繋ぐことであぶり出せてしまう怖さもあります。

 

その洗い出しには、厳密には当事者たちでなければ実証できない限界はあっても、歴史の空白をパズルのように埋められれば、その答えが多くの人生をより良い道へ導くことができる以上、決して無駄では無いでしょう。

歴史を好きになってのめりこんでくると、今からでは証明が困難な事実があることを何度も経験しますが、その行き止まりにぶち当たっても、点と点を繋ぎ合理的な流れを引き出せられれば、これは立派な歴史として解釈も可能であり、これは立派な科学や数学と同じ事実を導き出すための知恵と言う武器です。

 

しかし、そのパズル埋めはゲームの様に楽しく幸福なものだけではなく、辛く難儀な仕打ちなどの現実として見えてくることもあります。

多くの人は前者を望んで歴史を好きになりますし、それはとても人生を豊かにしてくれますが、大きな壁にぶち当たった時に劇薬である後者を選択しなければならないことになった時、そこからも逃げずに「そこにあるもの」を見出した時、劇薬は特効薬となってくれる、そしてもっと大事な事実とは、いまその瞬間にも私たちは歴史を作っている当事者であるという自覚だと思っています。

テクノロジー発達と同時に忘れていけない大切なこと

日本で、あまり積極的でなかったテレワークも、コロナウイルス騒ぎで真剣に採用される流れができている今、他にもネットショッピングの新しい試みや、それらに伴う手続きのオンライン化や、人が不必要な作業を減らす試みとしての、ロボット代行や自動化の技術進化は、実用面で本格的になっています。

ただその中で、今までは人と人が対面であればそれなりにできていた対人対応が、礼節を重んじるはずの日本人が、ネット上になると人格豹変したかのような横暴さを露わにするケースが、思ったより目立っているという話題に驚いています。

 

toyokeizai.net

コロナ禍で顕在化する「無礼な人間」の破壊力 | リーダーシップ・教養・資格・スキル | 東洋経済オンライン | 経済ニュースの新基準

 

 これは思えば、通常の対人経験が不十分だったり、普段あまり相手の挙動や心情を深く観察できていなかったことの反動なのかもしれませんが、この先テレコミュニケーションが主力化する時代にあって、対人恐怖症になりやすい傾向なだけに、企業はこれらの教育を考える時代なのかもしれません。

この問題を、もっと拡大解釈すれば、コミュニケーション経験豊富な年長社員と、そうでない社員との意思疎通には今まで以上に阻害が発生する可能性が高いと言うことを示しています。

 

特に自己主張の強い人は、先方の心情をより量りにくくなり、人の目をみて行動する人は、それが出来にくくなり判断を誤ることも多くなるでしょう。

これらのコミュニケーション障害ともいえる現象が、テレワーク上では顕著に深刻化する問題は、早期から各社で解決策を示さなければならないでしょう。

 

ネチズンと言われる生まれながらにネット環境があった世代・ネットコミュニケーションが常態化していた若い世代が社会に増えるこの段階で、そうでない世代とのネチケットと呼ばれるネットの常識が、コミュニケーションに大きく影響してきます。

双方のどこに落とし処をつけるのか、これは未知のルールであり、これから新規で手探りで見つけていかなければならない課題ですから、社内で少しでも早く問題を拾い上げ、必要ならば関連企業同士でも解決策の共有まで済ませておく必要があります。

 

こうしてできたひな形を、ネチズン社会の新しいコミュニケーションルールとして、共有しながら、同時に海外企業のネチズンとも比較すり合わせをするたたき台にして、初めて普及するだけに、本来国策ですべきレベルの大問題になりかねないでしょう。

今は、些細な事ではあるかもしれませんが、今後は実感が薄い人も居らっしゃるかもしれませんが、思っている以上に今後は社内業務は基より、企業間の取引や交渉・交流の多くが、通信アプリを介して進行する社会になります。

 

本来は個人事業者間で、もっと進化・発展してほしかったのですが、予算や方針の裁量が狭かったせいか、このタイミングで一気に全企業が巻き込まれることとなりそうですので、予算や組織力に余力のある大企業からでも、きたる引きこもり社会への対策をすべきです。

そんな社会でも成立する業務体制と同時に、予測される人間関係の再構築に時間と予算をつぎ込み、現実的な解決策を今だからこそ、大真面目に取り組む姿勢を期待しますが、まだまだしばらく顕在化するまでは後回しの時期が続くんでしょうね。

 

個人間の課題はではまだ大した問題にはならないでしょうが、企業間のそれは思う以上に深刻な問題になりかねないし、業績を左右する結果にもなりうることを、この事例によってどこまで意識されるか気になります。

日本企業は、ただでさえ海外企業とのコミュニケーションが、不得手なのはどの海外企業も理化しており、優位性を担保するバロメータにもなり得るという危機意識や、業務効率化やコストダウンに有効なネット業務の活用をどこまで評価し、独自進化させられるか、全ては各社の人材意識と行動次第なだけに、これから多くの下克上が起きるのは明確な事実でしょう。

日本人のアイデンティティを引き継ぎたい

慰安婦支援団体との決別という、意表をついた見出しがこの春に明るみになったことは、日本への偏見的な韓国国民が晒されている現実を、少しだけ自覚させたという意味では、画期的だったとおもいます。

私達は、この議論が示そうとする歴史の事実の証明の難しさが、単なる事実証明だけでは出来ないという現実を、突きつけたという視点で真摯に見つめるべきでしょう。

 

www.fnn.jp

「利用されるだけ利用された」…元慰安婦が支援団体にまさかの絶縁状 寄付金の不正利用と10億円の行方 「親日派の謀略」との反論は問題のすり替えだ

 

現在の日本では、帰化した人を含め多くの韓国人が日本経済を支えるのに不可欠な事実となっていて、短絡的に韓国叩きを助長する感情論だけでは、何も解決しない事を知っているはずですが、韓国の人々がここまで声を強める行動や意志表示は、誤った歴史観の結果だけでは無く、地政学的にも陸続きであった韓国への驚異から、身を護るために避けて通れない心の叫びであると理解したほうが良いかもしれません。

これは、日本でも崩壊しかけている、国体という国のアイデンティティを示す意図が、多分に彼らの立場を主張している限り、日本人としてそれをどう咀嚼し、どう説得していくかを考える大きなヒントになる大切な事です。

 

国体という概念は、今では国家の正当性を他国に証明する免罪符であるはずで、国民としてブレずに行動するために不可欠であるにも関わらず、実際の印象は単に右翼思想だと蔑まれ、まるで危険思想のように洗脳させられている現実に、警戒しなくてはならないでしょう。

自由国家であるはずの日本でも、この現実を受け入れるのには、今では希少になっている大東亜共栄圏という概念を体現した人が、身近にいない人にはピンと来ないことかもしれませんが、今の日本の目指した本来の目的は、伝説でも謀略でも無かった事実を受け入れるべきです。

 

またこの主張は、GHQが押し付けたような、決しておごり高ぶった傲慢な行為では無く、日本という世界最長の民主国が、当たり前のようにその拡大を同僚のアジアにも広めたいがための、純粋な行為であった事、それを連合国側の利害を刺激させてしまった点で、反省の余地はあれど、恥じることのない国際行動である、という立場からしか日本を世界に理解させにくいと考えるべきです。

 

その国体を示す行動や表現は様々であり、時として他の国には理解させることに失敗することはあっても、韓国の事例にあるように決してくじけてはいけない意志表示であり、国民の義務でもあるはずです。

韓国の失敗が明るみになったことだけでは、日本のアイデンティティの証明が正しく機能しているかどうかはわかりません。

 

ただ過去のことは今から修整出来ない以上、韓国のような後悔があとで起きないように、日本の先人たちが韓国に施したことを正しく後世にも伝え、今回のような暴走をされないよう備えることはできるでしょう。

戦後の日本教育は、GHQのコントロールでかつてあった日本人の優れた教育制度を絶たれて、誇りを失う教育に矯正されたのは、今当に中国政府が新疆ウイグル自治区に強要していること同じであり、今でもそのGHQ新派から、子ども達を護らなければいけません。

 

地方創生が地元主導でしか解決できない事実を知る

 武漢中共ウイルスの世界拡散は、まるで世界大戦のような混乱と被害をもたらしたことで、こうした戦争と同様の有事にあって、今のテクノロジーの限界と可能性を、私たちに考えさせ、多くの気づきと体験をもたらすものです。

何より大事なのは、可能な限り自分自身を生かす道を考えて行動することであり、平和な時期には見過ごしてきたこと、油断してきたこと、手を抜きがちだった些細なことまでを、現実として見つめ直す機会を与えてくれたということです。

 

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小さなdoの積み重ねが地域・行政・企業をつなぐ。塩尻市のスーパー公務員・山田 崇氏が推進する超ユニークな地方創生アプローチ−日本を変える創生する未来「人」その12 - WirelessWire News(ワイヤレスワイヤーニュース)

 

 国内では、もっとも大きな気づきは、残念なことに中央の事情が全国にまで強制させられたことであり、中央集権・主導型の行政システムが、如何に地方の自主性を削いでいるかを教えてくれました。

都市部に住んでいる人々は、それほど意識されることではないでしょうが、大阪府知事の止むにやまれぬ大裁断を示したことで、注目されその事実を公にしたことで、けって的になったと言えるでしょう。

 

その他の地方自治体でも、あまりオールドメディア(主にTV)では情報が限定的で、なおの事その混乱を広げたとも言われ、全国の主要視聴者である高齢者層の孤立化や社会分断化を助長したきらいがあります。

しかしながら、実際にはしびれをきらした地方自治体は、大阪の英断を前後に独自の裁量で道府県民を補助する動きや工夫を始めようとしていますが、未だ東京都と中央の行政は、感染鎮静化の事実を過小評価し、経済復興の足掛かりを作ろうとしません。

 

その姿は、有事の被害状況だけを調べ、拡散することだけが仕事かの様な姿にしか映らず、その混乱状態を継続させつつ、中国の改善状況を待ち、改善が始まったことをサインに、急に中国とのビジネス・インフラの再開を打診し出す有様です。

この事実が、多くの情報分断されている人々には届いていないため、国民の正しい政府への要求や真実の声は伝わりにくく、双方のコミュニケーションの正常化を妨げているのです。

 

こうなると、阻害された国民やコミュニティや地方の国民は、自己解決したほうが早くなり、独自判断が後に中央から覆されるリスクが高くとも、自治体単位の協業や復興の道を探るしかないのです。

ここで、ネットインフラの価値は高く、テレワークで広まったネットコミュニケーションの体験機会が増えた分、直接接触でないと困難だと思われた様々な取引・相談・手続き・連絡に抵抗感が薄れたことは幸いでした。

 

国民ほとんどが「引きこもり」の状況に置かれることで、その目線から生活を考えられるようになり、引きこもりでも生活の多くの事が賄えることを理解でき、むしろ間に合うことは引きこもりでして良いという、暗黙の了解ができたようです。

それでも、従来通りの孤独化への不安や混乱が大きいことには変わりありませんので、コミュニティ単位で自治団など結成し、より縦串の連絡形態だった命令系統や連絡網を横に広げ、可能な限り小規模の範囲での見回りや確認を、お互いにする習慣が身に付いてくると、災害時にも役立ちます。

 

これまで、自治体裁量で完結できる問題・事案さえ、中央がトップダウンで裁量してきた社会が、ここにきて中央が放棄をしている現実は、ご都合主義とも取れますが、逆に自治裁量力の拡大や常態化のスキルを積む絶好のチャンスになっているのは皮肉なことです。

こうした有事で、中央の掲げていた正義が、必ずしも地方を含めた国全体の正義であるとは限らないという現実を、私たちは身をもって体験できていりことは、不幸の中にも貴重な気づきを、これからもたくさん与えてくれるでしょう

大人の事情で貶められる子どもの未来と可能性

今の日本では、どの分野でも国民というまだ優秀なリソースを、生かすどころか淘汰させさせかねないですし、その危機感でさえ正面で受け止めようとさえしていませんが、国民の私たち大人が、せめて出来るのは子どもに可能な限り多くのものを見せてやり、経済的に難しいなら、彼らの意志を尊重し行動を制限しないようにするしかないでしょう。 

 

人口抑制の目標もあったかもしれませんが、世界の大枠目標の中でも、いまだ子どもの搾取を何かの言い訳に正当化する悪が続けられています。

これは、どの国にとっても子どもは未来を繋ぐ宝であるという意識を、それぞれの国や資本組織がどう解釈するかによって、変わってきます。

 

今までは、人は寿命があり子どもに未来を引き継ぐしか成長できる方法を持たない以上、不用意に人口抑制はすべきでないし、あらゆる継承は子どもへ渡すことが普通でしたが、テクノロジーの発達でそうではないという意識も出始めたのです。

これは、人の人権を中心とした社会から、人をモノとして扱う社会との違いに当たりますが、これまでは前者は資本主義であり、後者は共産主義という短絡的で大雑把な意識しか持てなかったことが、大きな誤解を生んだと考えられます。

 

say-g.com

グローバリズムとは?4つの特徴と反グローバリズム|政治ドットコム

 

ところが、グローバリズムという世界全体が有機的に機能する社会を実現する動きが標準化され、技術も高度に統一発展したことで、かつては夢でしかなかった人の価値を代替するテクノロジーが急速に実用的になったのが、それまでの人の価値観を変えることになると、筆者は考えています。

グローバリズムとは、マネー価値をさらに高めるシステムであり、その価値をより効率よく高めるためには生産性に非効率は人による労働力は相応しくないと考える経営者は増えていくでしょう。

 

加えて価値のある伝承は、単なる情報としてAI による管理が当たり前になれば、多くの子どもの価値さえも低く見られる時代が、来る可能性は在ります。

優秀な遺伝子の継承だけを効率よく行い、人が人を生み育てる際に起きる苦難や責任義務についても、唯物的な解釈が主流になるという、今の常識では考えられない選択も現実のめども立っているようです。

 

近い将来多くの人が、いじめ暴行殺人という人間特有の災難から逃れる手段を、人が人の姿を捨てる選択さえすれば、完全になくすことも可能になるでしょうし、それになれた未来の人々は、それを当たり前に受け入れる社会にもなり得るでしょう。

この未来の姿は今のところ、もっとも合理的な選択をグローバリストが実行した際に起きうる極論ではありますが、実際にその気になれば思ったより短期間で実現できるめどはついていると言われています。

 

それはあまりにもリアリティを持てないですしピンと来る人もほとんどいないでしょう、またこれも都市伝説だと一笑に付すことも可能でしょうが、筆者にはこの実現への足音は既に始まっているといういくつかの事実を見ている以上、黙ってはおれない気持ちです。

せめて自分だけはそれに加担してはならないと思うひとりであり、それでなくとも、子どもは今この瞬間にも、何らかの犠牲になっているのは事実ですから、それを助長する情報提供者や、偽善で子どもを利用する者など直接の実行者の含めて、彼らにごまかされないように、国民が監視すべきです。

 

この行動が今後も、これまで通り正義の行動であるように願っていますし、それをまだ多くの方が賛同していただけると思っていますが、私たちがその意思を貫くには、便利さを究極的に突き詰めようとするグローバリズムによる変化に、よくよく注意しその度に自分の判断や行動をを律していくことになります。

これは世代によって、また生活環境によって判断は分かれるところですが、人としての価値や倫理観は、その超効率化される社会の変化によって、大きく変えられていくことは選択の余地はないこの先、子どもへの愛情が人としての存在証明の最後の砦になることが無いように祈りたい気持ちです。

 

世界でも巨大な資本が動く「エネルギー問題」確保について、今を知ろう

地方創生を掲げる中で、このブログでは地震のリスクや、エネルギー問題について何度かテーマを出していますが、ここ久しく出していなかったので、最近のエネルギー問題について筆者なりにまとめてみました。

日本は今でも「エコ活動」が盛んで、まじめな性格にも合って国を挙げて他国よりも高効率のリサイクルシステムを編み出してきました。

 

このこと自体は、決して無駄ではなくむしろ日本人の優秀さは、証明されていると筆者は思っていますが、その優秀さは現実的には実用性がなかったことがすでに小召さていますが、未だこの世界の認識とのギャップを埋められない人は多いです。

分別された廃品回収品は、ある程度再利用に回されますが、その再生原料の多くは、新品の原料より質が落ちてしまうだけでなく、それを混ぜる工程はさらに石油エネルギーを浪費する悪循環を生んでしまうそうです。

 

太陽光エネルギーや風力エネルギーもそのプラント建設には膨大な石油由来のエネルギーが不可欠であり、メンテナンス効率の悪さも併せて、多くの振興事業者やエコ意識の高い投資家を落胆させました。

そんな中で、今年4月にYoutubeで無料公開された、環境問題の闇を痛烈に切り倒すことで注目を集めるマイケル・ムーア氏の新作を見ることになったわけです。

 

Michael Moore Presents: Planet of the Humans | Full Documentary |

Directed by Jeff Gibbs

www.youtube.com

https://www.youtube.com/watch?v=Zk11vI-7czE&feature=youtu.be

 

これは5月までは無料公開されているらしく、いつまでだったか聞き漏らしましたが、環境問題い関心のある方は、100分程度ですがお早めに閲覧してみてください。

ただ、筆者は閲覧して思ったのですが、「では、何にすればいい?」という提案に欠ける点や、情報がちと古い気がしましたので調べると、やはり一部では反感をかっていたようですね、以下はその部分抜粋です。

 

10年前の情報は「2020年のファクトではない」

科学者や専門家たちも、同作の「再生可能エネルギーは頼りなく」「機能させるためには、いまだに化石燃料を必要とし、それに依存している」「環境破壊ないし温暖化に加担している」との主張を「危険なもの」だと、厳しい批評を寄せている。

エネルギー問題に詳しい専門家のケタン・ジョシは、同作を化石燃料の危険性を訴えるものでも、環境保護の大切さを広めるものでもなく「再生可能エネルギーがなぜダメか」を主張するものだと語る。

にもかかわらず「情報が古い」。同作が述べる太陽光や風力エネルギーに関する情報は「約10年前のものだ」。

太陽光発電の専門誌「PV」もまた、同作の中の「太陽光発電の変換効率はたったの8%以下」とのリポートに対し「2009年の話ですか」「現在の変換効率は、別次元は改善(16%-22%)されている」と指摘。

その他にも同作は、電気自動車やバイオ燃料など、化石燃料よりCO2排出や環境負荷が少ないとされる代替手段やエネルギーの問題点にも焦点を当て、片っ端から「疑問を投げかけて」いる。

しかし、情報が古かったり、間違っていたり、解説を端折り、誤解を招きかねない論調となっている。

つまり「再生可能も代替エネルギーも、これがダメ、あれがダメ」と問題を提起するばかりで、「では、新たな解決の糸口は?」の答えは用意されていない。このことも酷評の一因となっている。

こういった批判があまりにも多かったからか、マイケル・ムーアやジェフ・ギブスなど製作チームは、作品公開から約1週間後に米誌「ザ・ヒル」のニュース番組に出演し、批判への釈明を行っている。

マイケル・ムーアは「このパンデミックから私たちは多くのことを学ぶべきだ。私たちはどこで躓き、今後どのように気候変動と戦って行くべきか」「バンデミックという非常事態に自主隔離という制限で対応できた私たちは、気候変動という非常事態にも対応できるはず」と、彼なりの新たな解決の糸口を語った。

環境保護の推進者を非難しているとの指摘がありますが、との質問を受けたジェフ・ギブスは「彼らの活動には感嘆するばかりです」と敬意を示し、「ただ、解決されていない問題はあります」と述べた。また、同作の狙いは、代替・再生可能エネルギーを批判することではなく、「疑問を投げかけることで、議論を活性化することだ」とも。

もっとも、酷評されたのは「マイケル・ムーア製作ドキュメンタリーならば」という期待の高さも関係しているようだ。「Youtube上で無料公開されている(レベルの)動画」だと思ってみれば、それなりの作品だとの見解も少なくない。

 

しかしながら……ムーア監督の言わんとすることは伝わってきましたし、取材先のアメリカでは、なぜ中国・ドイツや日本で盛んにトライアンドエラーされた環境エネルギーについて、アメリカが化石燃料固執したのか、その背景が具体的に分かったことだけでも大きな収穫でした。

日本では、TVメディアの偏向報道・情報制限が激しすぎて、いまいちこの事情がわかりにくく、未だにゴミ分別でリサイクルすることが理想的だと言う意識が取り切れていないわけですから、私たちの頭を冷やすには十分でしょう。

 

そう、冷やしたうえで日本では何ができるのかを、リセットして考え直さないと、ますます利益追求型のエネルギー利権に巻き込まれてしまうでしょう。

映画を見る限りでは、アメリカ政府が判断したように、化石燃料(石油・天然ガス)を使うのが、もっとも環境負荷が小さいのかもしれず、ただ今までと同様ではなく例えば、生産プラントの効率化とか、地下プラントで環境破壊を最小限にするとか、工夫に頭を使うのが有効かもしれません。

 

近年代替エネルギーとして、日本で注目される水素燃料・ガスにしても、プラント構築などのイニシャルコスト面では、膨大な石油化石燃料を消費することになりますから、下記に記載されているほど理想的ではないかもしれません。

ただ、アメリカ欧州で大手投資家が資金投入する、「バイオ燃料」「天然ガス」に比べればかなりましだといえるでしょうが、マイノリティの日本の提案にどれだけの大型投資が期待できるかを思うと、多難な問題でもあります。

 

www.eneco-hd.co.jp

【世界最高パフォーマンス】世界初!CO2排出ゼロ 水素燃料(ハイブリットHHOガス)発生技術発表|ピックアップ記事

 

一頃言われた、化石燃料の未増量枯渇はほぼ数百年は無いとわかっていたり、日本でも海底に眠る新たな化石燃料の可能性も出ていますので、問題は海外資本や中国政府による圧力や妨害という人的問題を、まず日本はどう解決していくかでしょう。

これに目途が付けば、日本は世界でも安定したエネルギー確保が安定し、いよいよエコシステムプラントや、高効率燃料の開発も軌道に乗せることができるでしょうから、これから特に外交下手な日本にとって、政治の立て直しと国内既得権の弱小化に集中していかなければなりませんね。