素直な大人の善意が、子供の手本になるように
「あいさつ運動」「親切よびかけ」は、登校時に校門の周りで行われる位で、こういった道徳心の地道な草の根活動は盛んでなくなりましたね。
尊敬される大人というのは、その行いが、子供にとって未来の指針に繫がります
そもそも道徳教育が学校で積極的にされないまま、何年が経過しているのかわかりませんが、世間の空気は「無関心」「治安の悪化」で街で人と接触しにくくなってしまいました。
それでも日本では、親切な行動は世界で比べれば多い方だと思いたいですが、このままだと、習慣そのものが消えてしまいそうで、心配です。
また、あからさまに親切心で接しても、怪訝顔をされた人は、自分の行動に疑問を持ってしまいます。
こういう行為が最近むずがゆい行為・恥ずかしい行為と取られる事や、むしろマイナス面の感情を持ってしまう事が多いような気がします。
素直に「良い行い」を素直に出せなくなってしまった現状は、かつての日本の美徳からすれば残念なことで、こういう行為をしても不自然でない「キャラクター」は羨ましく感じてしまいます。
まさに「アニマルくんと京子ちゃん」はそのキャラクターにうってつけだったのだと思いますが、素直に考えればまだまだ善意を行う事は正義だと思えるし、子供たちはこういった正義を目の当たりにする機会を失っているのはある意味不幸です。
あくまで「アニマルくんと京子ちゃん」はその象徴でしかありません。
私たちは、ある意味昔を思い出して、押しつけがましくない「善意」の行いを子供たちに見てもらわなくてはならないでしょう。
そもそも「道徳」は、日本独自のモノではありませんし、その概念が本当に今にあっているのか、という再考も必要かもしれませんが、今一度日本人の美徳である
「わが身を律し」「行いを正す」「人に施す」
ことを子供にも伝えられるのは、私達大人しか居ない事を忘れてはいけないでしょう。
アニマルくんと京子ちゃんが「大人が子供の手本になろう!」と呼びか
http://tokyo.thepage.jp/detail/20150706-00000006-wordleaf