中国より遠くてもインド大気汚染のツケは回ってくる
都市部に大量発生するスモッグ、かつて日本でも問題になりましたが、まるで世紀末映画の舞台のようですが、今起こっている現実に空恐ろしさを感じます。
CGに慣れた私達にとっては既に刺激が無いかもしれませんが、現実です
中国の北京市は、大気汚染物質の極悪さに日本への影響から話題になりやすいのですが、中国より人口の多いインドでも深刻な状態を抱えているようです。
衛星写真で見ると、ニューデリー周辺には低い平野部に淀むような霧のようなモノが淀んでいるのが判ります。
恐らく地理的見て西部などから通常の大気が流れ込んではいるでしょうが、当に「焼け石に水」なのでしょう、掃ける気配は無さそうです。
その白い霧の下は北京よりも劣悪で、まるで濃霧か砂嵐が連日押し寄せているかの様な異常さですが、当然そこで生活する市民のは肺は深刻な状態を示し、長い年月で見れば将来良からぬ肺疾患問題で、近未来のインド発展に影響を及ぼすでしょう。
インドは中国台頭の対抗馬として、最もアジアで抑止力を持ちうる近未来の経済大国と期待されています。
その中核都市での公害問題が抱える将来への脅威は、決して対岸の火事では無く、世界中にさまざまな悪影響をもたらす火種・要因を抱えている事を、日本の私達も忘れてはいけないのです。
インドの大気汚染は世界随一、都市部に住む
http://www.gizmodo.jp/2015/06/post_17282.html