くろま流 × NAGOYA式 ブログ

東海・名古屋からまちおこしヒント探し始めて、結局国際経済のしくみに行きついた

OS・感染・原子力・農地・真水…フィクサービル・ゲイツ氏の到達点とは

突然、某カンファレンスに現れたビルゲイツ氏は、ワクチン開発に莫大な投資をする発表をしたが、発言当時には一般の人の中では誰一人として、その有益性と先見性をもって、彼の意欲に関心を持つ人は少なかったが、彼は莫大な私財を惜しげもなく投資し続けた…。

昨年にも、ゲイツ氏は2月に気候変動に関する著書「How to Avoid a Climate Disaster(気候災害を回避する方法)」を出版したばかりだが、彼は海水から塩分を除去して淡水(真水)を作り出す錬金術とも言える、海水の淡水化について多くの時間を割いたという。

そして、今年1月末の日本のニュースでは、日本原子炉研究開発機構・三菱重工業などが、原子炉発電の究極系と言われる、高速炉開発中の米企業テラパワーと、技術協力に向けた覚書を締結したと発表された、このテラパワービル・ゲイツ氏設立のアメリ原子力ベンチャー企業だそうだ。

 

彼ビルは普段は姿を見せないが、往々にして掲示板やカンファレンスに”降臨”し、「Ask Me Anything (私に何でも聞いて)」と言わんばかりに、陰謀論を巡る議論から、就職面接のアドバイスまで様々なトピックについて話すのだが、もっぱらは気候変動の問題にフォーカスしているらしい。

彼は「ヘイ、ビル。海水淡水化は、今後数年間の世界的な水不足の問題にどのような影響を与えると思う?」という問いに対し、「水は豊富にある。問題は、海水を淡水化して必要な場所に運ぶのにコストがかかることだ。農業で使用する水には莫大なコストがかかる」と答えた。

 

実際その受け答えの際には、突然議論に割り込んできたのがレディットの元CEOによって

「太陽光エネルギーの活用によって、淡水不足の問題は今後10~20年で完全に解決する可能性が高い」と切り返されたが、「この問題は、太陽電池の価格が下がり続けているため、以前ほど大きな問題ではなくなっている」と述べた。

その発言者の企業は「世界最大の太陽光発電による海水淡水化システム」を構築し、生態系の回復を妨げる水不足の問題を解決しようとしているらしくそれによると、水の輸送コストの大半は、水を汲み上げる際に必要なエネルギーだという、そこでソーラー発電のポンプを用いて水を汲み上げ、高い位置にあるタンクに貯蔵しておけば、必要な時に、エネルギーコストをかけずに、楽に水を運べるようになるということだ。

 

横槍を入れた彼の会社は、海水の淡水化が本来コストがかかるだけでなく、塩水を排出する点もネックになっているが、彼のシステムはその問題にも対処できると言い、海から直接ではなく、海に近い井戸から水を汲み上げるため、海水の約25%の塩分を含んだ水と、塩分を含まないきれいな水を生成できるため、塩分を含んだ水は耐塩性の植物への灌漑に利用可能で、このような仕組みでエネルギー消費を抑えつつ、水を有効活用できるシステムを整えているとのことだ。

神のように時々降臨して預言めいた投資案件を、迷える子羊投資家に手を差し伸べるゲイツ氏だが、時にはこうした先手も広い世界には居る事を、学んだのかもしれないが、総じて彼のお告げは現実のものとなっていて、今猛威を振るう世界的感染力のある、ウイルス関連の投資案件についても、彼は大成功を果たす結果となった。

 

その神の意志を継ぐべく彼が、動いているのが上に書いた核分裂の高速炉のリベンジだった、彼はなぜ既に忘れ去られようとしている、日本政府が散々国費の浪費と叩かれた旧態依然の技術に目を漬けるに至ったのか、気にならない人は居ないだろう。

今高騰して話題になっている石油や天然ガスを使った火力発電主流の時代に、ゲイツ氏は以前から原子力発電に必要な燃料に当たる、ウラン・プルトニウムの買い付けに走り回っていたことは以前にも書いたのだが、ロシア(当時ソ連)のチェルノブイリアメリカのスリーマイルズ、日本の福島などの原発事故・不祥事で、放射能漏れが問題視され、SDGs脱炭素運動の前に多くの国が一斉に原子力発電から撤退の動きを示した、日本も例外なく殆どの原子力発電を稼働停止し、最低限稼働は既に常識になっている時である。

 

その結果、頼みの綱であった最も燃焼効率が良いとされる、火力燃料石油天然ガスがここ半年で高騰し今も値を吊り上げている状態であり、その理由に感染拡大やウクライナ情勢悪化が挙げられているが、この一連の流れは偶然にしては出来過ぎ君なのは言うまでもない。

仕掛人は誰なのか?自称神たちの代弁者が動くところ、そこにはかならず芳醇な収穫があって、多くの投資家たちはその事を事前に知ってか知らずか群がるのである、ロシアがもう第一次大戦より執拗に欲した”クリミアの地”を巡って、NATOと軍事衝突が起きうる中で、エネルギー燃料調達の難易度も、芋づる式に吊り上げられていく。

 

これによって、エネルギー関連株は高騰し始め、供給側は値踏みし放題の状態であり、この先特に困窮するドイツは、ロシアとどう折り合いを付けるのか、エネルギー環境問題では一時は先行していた筈のドイツは、まんまと罠にはまったとの味方も出ているように、未来のエネルギーを先取りする難しさが、今後の環境問題SDGsをけん引するEUの、大きな重荷にもなりかねない事態である。

その難問を、フィクサーゲイツ氏はあっさりと解決して見せようとしている、世論が本来の本命であった筈の原子力発電を危険視している間に、本道を突き進んだ彼の先見の明は、着実に現実のものとなっていくが、相当前から着々と準備を進めていたのだ、ゲイツ氏にとって日本は宝箱らしい、彼は日本の誰もが知っている避暑地に”住まずの別荘”を持っているのは、何かの都市伝説番組でも紹介されていたが、彼は広大な農地を買い占めたり、日本の水にもご執心のようである。

 

最近、Youtube界隈で全日空123便墜落事故の謎解きや事実解明の動画が増えている、そのいくつかをご覧になった方も多いだろう、かつてMS社時代に彼は日本の独自OSを潰して、標準OSの覇権を勝ち取っとも言われる、この事件はその日本版OS開発者が多数登場していることで知られていたのだが…筆者は今でもそれが引っかかって仕方がない。

その彼が、独立し巨大資本ファンデーション設立後に、続いて日本のお家芸原子力核融合技術そして、私たちの命の糧である水に目を付けている、この先に何も起きない筈がないのだ、青い目をした神のフィクサー代理人は、日本の命とも言える天然資源や技術・特許までを奪って、真の神になりあがろうとしているのかもしれない。