くろま流 × NAGOYA式 ブログ

東海・名古屋からまちおこしヒント探し始めて、結局国際経済のしくみに行きついた

私たちは認識共同体に取り込まれている?気づきの原点とは

認識共同体という専門用語が有るそうですが、一般的に言えば「皆で渡れば恐くない」とか「朱に交われば赤くなる」などで言われる、共同生活や集団行動をしている間いに、思考停止になって周囲に同調して、安心を得ようとする人の行動の事のようです。

この手の表現は様々ありますが、共感や同調を好む私たち日本人は、良かれと思って同調する人、波風たたせたくなくて自己を押し殺す人から、単に流されていても生きれるので、周りに依存する人など、理由は様々ですが、その習性がコロナの集団行動に良くも悪くも貢献したのが、今の日本の状況です。

 

まだ成すがままなら主体性が残っていますが、時に成されるがままだとしたら、主体性の無いロボットと変わりなくなってしまいますから、例え他人を気遣うとしても要所要所では、反感を示したり意見や主張を見せないと、存在感すら希釈になってしまいまし、国際社会化される時代には、外国人が何処まっで”察してくれる”かは、期待できません。

また、日本人は自己主張に慣れていないとも言われるように、察することが前提の社会や、空気を読む文化に長い間に慣らされているせいか、海外の人とのコミュニケーションで、察してくれる人には親しみやすくとも、推しの強い人や自己主張の強い人には、相応の対応にとまどったり、諦めて受け身になりがちです。

 

日本人の様に察してくれないと、抑え勝ちになってストレスを溜めてしまう人も少なくありませんし、そこで割り切ったり忘れてしまえれば良いですが、いわゆる”根に持つ”ようになると、本来の相手が見えなくなってしまい、悪循環になります。

逆に何でもかんでも、自分をすんなり認めてもらえたり、べた褒めされるいわゆる”リップサービス”に歯止めが効かないケースも多いかもしれません、外国人特に欧米人や中国人は、そういう駆け引きに長けているため、たいていが日本人側が良いように丸めこまれる結果に陥りやすいようです。

 

そういった、ただでさえ純朴さや素直さが、表に出やすい傾向の日本人は、外国人の言うことに影響を受けやすかったり、無条件で外国人はカッコいいといった、過度な偏見も未だ抜けない人も多いみたいですが、言われるままをおざなりにしているうちに、思考停止に陥ったり、軽い洗脳状態にハマっても気付けないです。

原因には、教育の内容にも有るかもしれませんが、大人になっても一度習ったり憶えたことを、柔軟に調べなおしたり、常識化した知識を見直すことが無いのも、認識共同体にハマりやすくなるのかもしれません。

 

これから先、戦争はしないにしても、さまざまな競争を海外の人々と、していかなければならない時に、人の良さは仇になる事が多々ある分けで、特に中国の様な世界で見てもクセの強い慣習や常識を持つ人々と、対等に渡り歩いていくには、影響され易さやへりくだる正確が残っている人は、日々の生活の中で修正していかなければならないでしょう。

さらに、同じ日本人同士のなかでも、例えばオールドメディアの左翼的言動や誘導に、気が付かない内に納得していたり、問題を後回しにしているならば、直ぐに改めて常に矛盾点やその改善点を、その場で出せるように練習しておくのも良いと思います。

 

日本人同士の言動でさえも、日々変化していくほど”常識”は宛になりません、海外であれば日本の常識はほぼ通用しませんし、自分を助けてくれる多くは自分の軸であり、その主張に裏打ちされた、普遍性の無い意見と行動だけです。

まだ、日本人同士なら多少真意をぼかしたり、遠回しな事を言っても、大事になることはありませんが、海外では最悪命取りにもなりかねませんし、単なる思い込みと取られれば、意見が通ることは絶対ありませんから、一度翻訳機で英語か中国語で、自分の意見や思いを翻訳したものを、もう一度日本語に戻してみると、その誤解がどう生まれるか、気付くヒントになるかもしれませんね。

 

日本語が語彙など複雑で、表現方法に富んでいることは、日本人としては本来誇れることはありますが、それだけ曖昧な表現や比喩が多いと言い換えられるわけで、それは逆に外国人から見れば、日本人が曖昧で何を考えているかわからないと言われる所以にもなっていますので、普段から曖昧な表現や、政治家の様な玉虫色の回答は、可能な限り避けるよう習慣付けしたほうが賢明ではないでしょうか。

そうした時に、日本人同士のコミュニケーションなら、違和感を感じると思いますが、感じるだけ実は相手に何も伝わっていなし、相手の意図を理解できていないと、実感できるようになれば、作られた認識共同体の中で、搾取されてたとしても気付け、どう行動すればその罠にハマらずに済むかも、分かるようになるのでは無いでしょうか。