くろま流 × NAGOYA式 ブログ

東海・名古屋からまちおこしヒント探し始めて、結局国際経済のしくみに行きついた

SDGs禍を次世代に引き継ぐ影響、日本人が知っておくこと

1980年代から計画の策定がはじまったとされるSDGsThe Sustainable Development) Goalsとは、

ウィキによると:持続可能な開発目標とは17の世界的目標・169の達成基準・232の指標を持つ持続可能な開発目標 2015年までのミレニアム開発目標 を踏まえつつ、 2015年9月の国連総会において採択された『我々の世界を変革する:持続可能な開発のための2030アジェンダ』 と題する成果文書に記述されている2030年までの具体的指針。 

 

とありますが、要は絶対的に断続させない”縛り”であることにかわりありません、同じ環境問題解決課題でもエコ運動とは規模も範囲もけた違いに広く、大国であっても負担が大きい”終わりなき課題”という位置づけですが、子供の頃「この指とまれ!」と遊んだ記憶はあるでしょう、要は先にとまるべき指を差し出したものが、何時でも中心人物であり、事を優位に持って行った、SDGsはこの優位性をつかみ取るためのゲームであり、椅子取りゲームにでも例えられるでしょう。

そもそも、筆者から見てこの目標値は実現できないエンドレスゲームだし、日本にとって振り意外の何物でもない課題でしかないと考えていますが、これまでエコブームなどで、日本は公害縮小やCO2削減において世界トップクラスの技術を実現して見せた筈ですが、このゲームは参加だけは強要されるわりにこれまでの実績は無視されています。

 

過去の削減目標達成実績はチャラにされ、あらたに”現状”からパーセンテージで削減目標を要求されているのです、実際に何トンのCO2削減という実数の目標であれば、日本は圧倒的にゆとりがあり優位性が生まれますが、比率で目標を立てる場合はむしろ過去実績が低い国の方が、改善率は高く見えるため、目立つということです。

高い目標を実数で達成する日本は、どの国から見ても分かり易く好成績です、それゆえにゴールポストずらしされると、その都度一からやり直しになって、効率が至極悪化しますが、真面目な日本人はずらされている意味を考えないまま、環境に良かれと更に努力をし、資金も惜しみなく差し出すのです。

 

おそらく、この理不尽さはもう何十年も前に政府は気付いていたはずですが、言われるままに従ったのはバカだからではなく、その技術力を中国や韓国へ差し出す為に、知っていながら技術開発を続けさせました。

その後術成果は、主に製造業や製鉄の排煙抑制に応用され、その優れたリサイクル技術による製造効率の高さが、韓国次には中国の製造業に貢献する結果になりました、今でも日本製造企業が中国会慣れ出来ないのは、大きな市場を餌にして何時かそれを自社の利益につなげられると良い含められた結果です。

 

その間に、間をとりもった政府関係者の利権も膨らんだんでしょう、マネー漬けにされた彼らがいまさら足抜け出来るわけがありませんよね、引くに引けない為にコロナ禍にあっても、感染リスクを無視しても日中間の人的交流は、規制に関係なくフリーパスだったのです、その規模は社員だけではなく、その関係者・家族(自称含む)資金提供者などなど、中国の要求はとめどなかったことでしょう。

台湾の様に一時的でも完全入国規制をすべき時期を、日本政府は経団連の忖度で特別枠を設けてしまった、それ以外の企業はきっちり渡航制限や入国禁止を課せられたにもかかわらずです。

 

こうした日本独自のお家事情が、コロナ禍で欧米が先人切って実行した莫大な財政による経済援助もせず、一部の企業側を野放しにさせた結果、現状のにっちもさっちも行かない状態を作ってしまっています。

コロナウイルスが、一部識者からは人為的に仕掛けられたとい言われるのは、実際それが可能だったかどうかは別にして、この災難を政治や企業が早くから利用出来ていたことに起因していると考えられます。

 

なぜに偶然の産物であるはずのウイルス拡散を、あたかも日中経済関係に利用できたのか、その本当の謎が解けない限り、そういわれても仕方が無いほど利用されつくされたわけです、SDGsもこの流れに見事に乗っかってきました。

長きにわたって提案者が決して不利にならない目標が、数十年かけて練られたのです、その上で十年前から日本でも政府サイトに掲載されたこの世界目標は、コロナ禍のどさくさを上手く利用して、しれっと世界標準に仕立て上げられてしまいました。

 

一方的な要求を、あたかも提案かのように納得させ、分の悪い目標をフェアなゴールポストにしてしまったのですから、これに真っ先に気付いたのが他でもな豊田章夫氏でした、実現不可能な目標である事を、自身が束ねる自動車業界の現実的な公的な数字で証明してしまったわけで、この想定外の訴えはメディアによって例のごとく目立たなくされました。

それでも彼には意地があったのでしょう、前年度のトヨタ自動車の販売実績は過去最高を叩きだすのです、凄すぎますがそれだけ自負が有ったのでしょう、政府はその直訴に未だ答えを返していません。

 

彼らには、今年ひかえる衆院解散後の自民議席確保のことしか、頭にいれる余裕はないのですから、国民からすればけしからんのですが、野党に良いようにされたら最悪ですから、与野党は外見上の力関係を拮抗させ続けて、口をさしはさむ余地を与えないようにしているようです。

話を戻しますが、”永遠に実現不可能なむりげー目標を”いかにも可能かの様に見せることで、提案者に無限大の優位性と、勝目の無い競争に莫大な資金や技術力を、日本政府はこれからも差し出し続ける、そういうスタートラインに立たされたことは、紛れもない事実でしょう。

 

日本の基礎開発研究力や精細な加工生産技術力も、世界の標準を遥かに上回っています、半導体技術も生産力も本来なら世界トップになり得たチャンスが何度も有ったにもかかわらず、親中派の政府関係者によってアメリカ同様に虎の子を見事に持っていかれた、それだけでなく日本で育った半導体メーカーを経営不振に持ち込み、外資に売り飛ばすという暴挙にまで出た、この事実に私たちは怒らずしてどうしましょう。

環境技術のしろ半導体技術にしろ、設計にはアメリカに一歩譲にしても、それを実現させる技術力は今でもこれからも日本にあり、それを他国は重々承知の上で、私たちからその優位性を剥ぎ取り、横取りする事ばかり考えている、そいういう邪悪な連中と日本は今後も上手に付き合っていく試練をあたえられています、それがグローバリズムの本性です。