くろま流 × NAGOYA式 ブログ

東海・名古屋からまちおこしヒント探し始めて、結局国際経済のしくみに行きついた

バブル崩壊とは無縁な世界の存在を知っていれば、気は楽になるか

前回、今がバブル景気なのかどうかを専門家の判断材料の一つを参照して、弾けた時期を体験したことのない諸氏への説明をさせていただきました。

1990年代ではITやグローバリズムなどという、世界を狭くさせるような情報網も思想も認知されていませんでしたから、経済成長著しい当時の日本でバブル期を迎えたと言うことです。

 

現在は当時とは違って、株価だけで見れば欧米中日で最高値続伸か記録更新しており、日本のバブルでも日経が下がらない時期が続いた点で、共通しています。

ただ、中には日本国内だけで無く世界規模で起きるか、半信半疑の投資家はおおいでしょうから、警戒してはいても買い続けてしまう足抜けしにくい心理が、暴騰や暴落をさせないようにしているのでしょうか。

 

しかし、世の中にはこうした世俗の動きとは無縁の人たちがいるとかいないとか、恐らくいるのでしょうが、彼らの存在を世間では様々な呼び方をして、羨望の目でその恩恵に預かろうとするかによう見えます。

または、既に尻尾を握られ足抜けできない立場に置かれている者も少なくないのでしょう。

それ以外の人々が私たちのような働いて糧を得る立場で、圧倒的な数を有しているため、その中で生活していても重要な変化に気づきにくいと言えるでしょう。

更にまだ貧困層や飢餓層があるのは、ニュースやボランティアキャンペーンなどでご存知だと思いますが、この存在は今の自分の立ち位置を見誤る素にもなり得ますので、注意が必要です。

 

日本で言われた「中間層」というのがそれで、裕福ではないが貧困でも無いので、足元のグラついていても、幅の広い都合の良い解釈ができてしまうの、基準も曖昧なために、中間層意識が強い人は要注意です。

筆者は大雑把なので、富裕層でなければ貧乏人と解釈しているので、気が楽ですwが、そういう視点で見ている者から、中間層は幻想でしか無く、その幻想にしがみつこうと、些細な競争に巻き込まれる生き方はオススメできません。

 

不動産や住宅などの高資産型の商品を扱う企業CMには、あたかも誤解を誘ったりその気にさせるエッセンスが、散りばめられているのが見透せますが、CM制作側も騙そうとしているのではなく、その気になり易くする表現をしているだけで、見る側の自己責任であるのは変わりありません。

彼らが望むのは、知っていたり考えてくれるよりも、模倣や黙認してくれる視聴者なのでしょうか、今風に言えばフォロワーやインフルエンサーが勝手に増えてくれるように、多くの時間と費用を投資すれば良いわけです。

 

日本市場は、他の先進国より影響されやすい人が多いのを、経験則で熟知しているので、みんなが使っていますよ、今しかチャンスはないという誘導が、効果的面なのだそうで、その噂の伝搬率もすこぶるよく、この土壌が実験場として好まれているのでしょう。

今起きている動乱や騒動とは永久に無縁でいられる人たちの、最大の関心時が私たちのそれとは違っていても、何ら不思議でなくむしろ全く異なった視点で私たちを見ているのでしょうし、もし心配事があるとすれば、自分の素性が明るみになることくらいかもしれません。

 

彼らは、存在を明らかにせず最大の存在感を示す術を心得ているのでしょう、すぐ目の前に現れても誰一人として、疑いの目を向けることは無く自然に溶け込んでいますが、知恵とはそういうところに使うことを心得ています。

私たちが彼らから得られることがあるとすれば、儲けて優雅な生活をする方法を模倣するよりも、どうすれば誰にも悟られずに自分のやりたいことを、し続けられるかを学ぶことだと筆者は考えますし、それこそ彼らの言う帝王学の極意ではないでしょうか。