くろま流 × NAGOYA式 ブログ

東海・名古屋からまちおこしヒント探し始めて、結局国際経済のしくみに行きついた

日本の過去を映す鏡、トランプという名の自由への踏み絵

アメリカでは、親トランプ派・反トランプ派とか言われる人々が存在するのは、やはりトランプ氏がアメリカだけでなく、世界で平和の進歩や経済向上に大きな影響を与え、結果をだしたことの何よりの結果ではないかと思います。

良くも悪くもインパクトがあった彼が居るのは、自由の国アメリカの象徴のようなものと考えれば、大統領の器であったし、彼ほど自由経済へのこだわりと実用化を示したのは、過去の大統領でもそう居なかったのではないかと省みて思います。

 

一般にトランプ氏の支持派は、主に共和党支持の有権者で右の人が多いと言われ、反トランプ派は民主党支持の左の思想を持っていると見られます、実際にはそんなハッキリとは単純に割り切れるものではないにしても、往々にして思想の右左で判断される傾向はあります。

アメリカ人は、過去に旧ソ連との間で政治的に世界覇者として争ってきただけに、右翼思想左翼思想かを基準に切り分ける傾向があるようで、親米派の日本でもその傾向は受け継がれていて、愛国者というと極右のイメージを過剰に煽る傾向があります。

 

しかし、トランプ氏も祖国アメリカをこよなく愛する”愛国者”でスローガンの「アメリカ・ファースト」は有名になりましたが、私たちの日本人を含めて普通生まれ育った母国を愛する気持ち、それを持っているのが普通だしそれを愛国者だと主張して、何の問題もないはずです。

トランプ氏は、この愛国精神を政策の基軸にし、誰でも分かり易い政策を実行してきましたが、分かり易いが故に反発する民主党勢力や、米の親中国化を進めていた中国共産党にとって、格好の的になっていたため、異常な程の攻撃を受けることに繋がりました。

 

民主党とトランプ氏の確執は、彼が大統領に就任する時点で、民主党の不正疑惑を暴いた時点で始まっていて、今回どのような方法を使ってでも民主党は負けるわけには行かなかった経緯があります。

勝利に失敗すれば、更に民主党の根深いアメリカに対する不正が面に晒され、バイデン候補も子息の中国政府との蜜月関係を暴かれ、芋づる式にクリントンやあのオバマ氏までも、不正関与に言及されていたのは目に見えていたのですから。

 

ですが、表面上は結果として民主党が何とか過半数を取り勝利し、バイデン氏を新大統領に仕立て上げることに成功したということになっていますが、今でもメディアが言うほどまともな結果に終わったわけでもなく、未だ半数近くの不支持者はいるわけですから前途多難でしょう。

事実、日本では正確に報道されていませんが、トランプ氏は新政権を立てる準備をしているといわれ、政府が分かれる「二つのアメリカ」が成立するのでは、という話題が登るのはアメリカには元々二つの潮流が存在し、或る時は協和・民主であり、或る時は資本主義・共産主義であり、白人優越・黒人支持だっただけです。

 

アメリカは、国家というより元々建国の流れからしても、イギリスの会社(カンパニー制)から独立して立てた国の様な体裁の巨大企業の様なものですし、日本の様な合法的なのれん分けとは違った強硬的な独立意識高い系の起業家の集まりが新大陸へ移って来たのが始まりです。

その後独立戦争南北戦争も新世界の仕組みそのものの主導権はく奪戦でしたし、政党もビジネスあっての政党、企業の様に様々な派閥があるのは当たり前、むしろその競争意識で発展してきた民間企業的国家なのでしょう。

日本から見れば、イギリスとの接触を始めた江戸末期から明治時代から資本主義国家の洗礼を受け、宗教までは制圧されなかったにせよ、その後の目覚ましい経済成長を妬むかのように、イギリス・ロシア・清(中国)そしてアメリカと、近現代の時代に他国からの圧力に晒されてきました。

そして決定的なのは、第一次世界大戦で漁夫の利を得た勢いでアジア新経済圏を造り始めてから、連合国側の妬みは最高潮に達し、アメリカにとどめを刺されましたが、そのアメリカにも日本を搾取し続けるアメリカと、アジア地域安保維持には日本と台湾を評価するアメリカが居て、そしてEUや中東等との経済や平和維持の顔など、多彩な顔を使い分けているマルチ国家と見れば、分裂ではなく柔軟性と見れるかもしれません。

 

二つの割れるアメリカの現状の一方で、世界GDP2位の中国は世界統一派のワンワールドに対して「一つの中国」を展開し、EUも長年主張させてきた環境保護問題を国連と共団しSDGsに集約し、アメリカが割れている間に世界覇権を掴もうと、世界に独自の方法で影響力を強めようとしています。

日本はどうでしょうか?もちろん一時期の様に勢いは失せてきたにせよ、世界に影響力は与えられているでしょうか、むしろ堅実に愛国心を成長させ、中国共産党からの影響力を極力排除してきた台湾が、新しいアジアのリーダーに変わりつつある今、それを横目で見る立場はどうお感じでしょう?

 

日本は、アジア圏で自由と平和の恩恵をどこよりも速く示したアジア発展途上国の見本だった筈が、韓国に抜かれ東南アジアに抜かれ、そして親日だった台湾にも抜かれてしまいました、それでも日本に好意的にする台湾はまだ良いかもしれませんが、最も金も技術も与えてきた筈の中国・韓国・北朝鮮からは下に見られ、約束をことごとく反故にされても何も言い返せない関係に落ちぶれている。

愛国者にとってこれほどの屈辱はあってはならず、その最たるは日本の首相であるはずの立場の者が、思うように自分の言いたいことを言えない現実が、何を意味するかを愛国者でなくとも、真剣に考えるべきでは無いかと考えます。

 

愛国心、多いの結構だと思うのですよ。我が国に愛情と慈しみをもって何が恥ずかしいのか?だれがそんな当たり前の感情をさげすみ、卑下し非常識としたのかその答えを今更探しても何の得にもなりません。

しかし、日本人は戦前戦後の長きを使って、本来の強みや誇り高き美徳を弱められ、その過去の栄誉さえ焚書や洗脳によって無かったことにされてきた、或る意味哀れな国民だったと言われても、何も言い返せない、恥ずかしい・悔しいと思いませんか?

 

稀代の前アメリカ大統領が、ブレる事ない愛国心を持って自由の象徴アメリカを一つにし、経済雇用を最優先させて、その影響力を世界に示した。この主張・行動はその当時は日本でも煙たがる人は多かったですが、結果を見れば最高のパフォーマンスを示した事実を、またの本の過去の様にうやむやにし、消し去ろうとする誰かが確実に存在する。

日本人の私達にとって、このアメリカで起こった数年間は他国・友好国のある現象でも何でもなく、紛れもない日本がされてきた自由社会を消し去ろうとする、明らかな謀略が世界の第一国を亡き者にする戦争行為に他ならないのではないでしょうか。

 

日本に第二次世界大戦の首謀者に祭り上げたのは、他ならないアメリカ元大統領トルーマンですが、彼はあの時点でもう愛国心を持つアメリカ人では無かった、彼は尻尾を握られサル踊りを演じた大根役者でしかなかった、つまりアメリカ出なくその彼に日本は愛国心を軽去られたと言ってもいいでしょう。

その背景に何の力が働いていたのか?それが重要ではありません、それに一度はめられた過去を持つ私達でなければ救えない何かが、必ずあるはずです。その一念を持って行動することは、日本を愛することであり、日本を救う令和の号令になり得ると思うのですが、日本に住まうみなさん、どう思われますか。