くろま流 × NAGOYA式 ブログ

東海・名古屋からまちおこしヒント探し始めて、結局国際経済のしくみに行きついた

VR時代のリアルエンタメのヒント

コロナパニックがおさまり出すと、やがて経済活動を中心に、有事以前の状態に戻そうと各地で復興が始まりますが、今回の学びとしてリアル世界のリスクが浮き彫りにされ、テレワークが見直されたり、ネット環境の活用を真剣に考えるようになりました。

これまでは、一部ポケモンGOなど例外はあっても、地方創生にはVRとのマッチングは積極的に検討されにくい空気がありましたが、いよいよ命の危険性や経済ダメージの回避という名目から、下記のようなイベントなどが増えてきそうです。

 

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“コロナ収束後”の地方創生・地域活性化に宝探しで貢献! タカラッシュが観光需要の早期回復をめざす地域向けの『バーチャル宝探しWebセミナー 』を6月に実施決定 - 株式会社タカラッシュのプレスリリース

 

そもそも、特に地方の人々や都市部でも高齢者層を中心に、PCやスマホというネットデバイスそのものが自身の生活サイクルに不要だったり、馴染まなかったりが当たり前の時代から、いよいよ無くてはならない生活環境の一つと刷り込まれ、積極的な普及拡大への準備が整ったと言えます。

また、企業でのネットデバイスは情報収集や電話と同じ通信手段でしか無く、業態そのものをネット展開する発想はまだ何年も先の世界だと信じられても来ました。

 

それが、偶然ではあるのでしょうが、たまたま起きたウイルスによる生命・経済危機意識をきっかけに大きくVR環境が市場として注目される流れに急変化した事は、まもなく拡張すると言われる5Gテクノロジーの普及と足並みを揃え、一般化すると言われます。

むしろ、注目しない方がマイノリティだという意識を強くさせられていくでしょうから、企業なら今から乗っかっておいても損は無いでしょうね。

 

上記事のようなVR環境を導入に使った観光イベントや地域情報告知は、進化するネット表現によって、より魅力的により臨場感を持ってユーザーに伝えられるようになっています。

今のところ、対面交渉が意図を伝えやすく反応も掴みやすにしても、まもなくネット伝搬の抵抗感偏見も薄らいで、むしろ積極的なバーチャル環境を介したコミュニケーションが、ゲーム以外でも当たり前の社会が来てもおかしくなさそうです。

 

こうしたVR市場が注目度を上げることで、の市場に投資が集中したり、専門業者もスキルアップされていくでしょうが、何よりもリアル市場と違って、進歩が格段に速い特徴によって、5G普及を待つことなく高品質のサービスを提供する企業が想像以上に増えるでしょう。

この流れにすぐ大手企業も参入して、本格的な新市場に短期間で成長するでしょうが、むしろ速すぎて企業の戦略の遅れがチャンスを逃すリスクの方が深刻化するかもしれません。

 

現状、ごくごく一部のスタートアップを除き、先行できる企業は皆無で、逆に言えば大きな可能性を秘めた激戦区前の優良市場と言えます。

VR市場に参入するのには、上を見れば青天井ですが、極論すれば子供でも参入できうる意味でも特別な市場であり、一旦日がつくと短期で超激戦市場になり得るだけに、設備投資額以上にアイデアの優劣が成功を左右するでしょう。

 

いずれにしても、切っ掛けが何にせよ、スタートフラッグはもう振り下ろされましたので、地方のハンディや劣勢に影響しにくい新業態に、少しでも多くの起業家が参入し、時には連携しながら未知のシナジーを構築されることを願って止みません。

地方創生事業は、VR市場拡大によって軌道に乗るでしょう、今までの政府をあてにした運営手段ではついぞ花は咲きませんでしたが、民間主導の産業構築は余りにも多すぎた規制を乗り越え、自由な市場成長へ進める大きなチャンスを、いよいよ掴んだのです。