くろま流 × NAGOYA式 ブログ

東海・名古屋からまちおこしヒント探し始めて、結局国際経済のしくみに行きついた

日本の対応の緩さ空気

中国武漢から広がる、新型ウイルスの急速拡散(パンデミック)は、WHOでも問題視され、近隣国の台湾は既に政府が明確な対応策を国内外に周知していますが、それに比べて日本の対応の緩さに不安を持たれる人が多いのではないでしょうか。

 

筆者はTVはテレビ東京しか見ないので、この局のように毎日刻々と変わる情報をどれほどリアルタイムで更新し、報道されているか知りませんが、日テレのネットニュースを見る限りでは差し障りの無い情報だけを、報道しているように見えます。

 

www.news24.jp

都内で初の“新型肺炎” マスクや手洗いを|日テレNEWS24


このブログが発信された時点では、更に新しい情報が入っているでしょうが、日本はどの期間も対応が受け身で過小評価した対応に始終しているように見えますが、果たしてそれは適切なのでしょうか。

政府は刻々と変わる状況に、積極的に対応しようとはニュースでは見えますが、主犯の中国政府に対しての対応が軟調であり、他の周辺国に比べて余りセンシティブ・緊急的では無いようにも見えます。

 

今後の見通しは長期的で、感染ピークは今のところ春頃と見られているようですが、日本は清潔国という評価がありながらも、対応のゆるさが他国からの評価を下げており、一部の国からは渡航禁止国に指定されるなど、決して評価が安定しているとは言い難い状態です。

一方で、観光クルーズ船の客の入国禁止を続けるも、どちらかといえば人道優先順位というより、経済効果低下への配慮からか、渡航帰国の判断を企業側に一任している状態で、危機管理や緊急判断に疑問が残るなど、国際問題に対しての判断の緩さや遅さが、他国と比べ悪く評価を下げているでしょう。

 

また、国内のメディアでさえ、こうした認識不足をさらに助長するような情報や、むしろ穏便にしようとするものも目立っていて、複数のメディア比較をしていない人々の中には、致命的な認識不足や解釈の誤認を招きかねない点でも、相変わらず日本のメディア錯綜や誤解の課題は、ここでも顕著です。

現状はまだまだ過渡期であり、こうした中途半端な判断は慎むべきかもしれませんが、それ以前に情報を正しくは当然として、誤認しやすい報道を続ける一部メディアがある以上、真偽の判別の手間が増える分混乱や不安を煽ることになりかねない以上、指摘せずにはおれませんでした。