くろま流 × NAGOYA式 ブログ

東海・名古屋からまちおこしヒント探し始めて、結局国際経済のしくみに行きついた

「世界の今」を正確に読み解くために。地方創生への思考

ZOZOが見せてくれたEコマース近未来の小空間は、今になって株価急落の憂き目を見ていますが、リアルでも安定した大手銀行や企業が突然の不祥事で一気に信用を失うような不確実性な時代を、どう捉えたら良いのでしょう。 

 

limo.media

ZOZOが一時▲8%安に迫る急落! 日経平均株価は反落 【東京株式市場】 2019年2月28日 | LIMO | くらしとお金の経済メディア

 

 Eコマースに国をあげて最も力を入れる中国でも、近未来の商空間を先取りし注目も集める中、製造・物流面でなまじ規模がでかい分、しわ寄せが負荷を高めています。

 

www.asahi.com

中国の製造業「悪化」続く 漏れ始めた「雇用」への不安:朝日新聞デジタル

 

 それら問題解決への指標と期待された米朝首脳会談も、大筋で失敗したとの認識によって、中国も足を取られたように沈黙し、世界の株市場も足踏みから一歩踏み出せずにいますが、その空気の重さにメディアがバッシングに走り、解決への提起から遠ざかっているのは情けない話です。

その中 トランプたたきや韓国よりの記事、コメントが多数の中で、妥当と思えるコメントがこれで、トランプ大統領の意向を継いで、拉致被害者交渉や韓国の日本不等口撃に対して、安倍総理も積極的に動けるかもしれないのです。

 

gendai.ismedia.jp

驚きの米朝決裂…!日・米・北・韓「最も得した国」はどこか(長谷川 幸洋) | 現代ビジネス | 講談社(1/3)

 

this.kiji.is

「次は私が金氏と向き合う」と安倍首相 | 共同通信

 

 両国首脳の行動に非難が集中する流れで、ますます指示待ち姿勢が強くなり、モノ・カネの流れが芳しくありませんが、こうした一見関連性や即効性のない情報からどれだけ有効な判断を引き出せるか、その行動力が不可欠になっています。

よく決まり文句の「今こそチャンス」ではないですが、世間が動かない時こそ市場優位に立つ絶好の機会と言われるのは、好景気と不景気を分けて考えてしまう習慣から脱し、実は分けない方が迷路脱出に一番の早道だと知っていち早く準備できて実現するチャンスであり、行動が遅れるほどチャンスは遠のきます。

 

その行動力でも大事なのは、より最新の情報収集への行動を取るのが早くても、集めた情報の旬を生かす行動ができる人とできない人が居ますが、前者は流行自慢で満足してしまう人、後者は情報に確信できずに行動しないまま旬を逃す人、その両方をしないことです。

行動した結果がその人にどれだけ満足の量をもたらすか期待値に拘って、結局行動チャンスを逃すよりも、収穫がすくなくとも次に繋げられる行動ができる人の方が、結果的に成功確率が大きいことを体験で知っている人は、意外と多くないようです。

 

特に上であげたような不確実性の高まる中での行動は、多くの人がリスクばかりを強調しがちで、人の防衛本能からすれば至極普通なのかもしれませんが、せっかくの多用な情報収集ができる好条件の時代に、指示待ち姿勢ではチャンスの有効活用のルーティングの中では悪循環です。

情報収集がその人にとって何を意味するのかはわかりませんが、独眼的な自分に有益な情報だけを収集することが、成功の道から見て合理的な行動とはとても思ません。その判断には日本人の不得手な独自判断というリスクをどう解釈し、行動に生かすかの責任と自由のバランスの狭間で試行錯誤がつきまとうのですが、避けて通れない以上そこから逃げた時点でチャンスは無いという現実に向き合うしかありません。