くろま流 × NAGOYA式 ブログ

東海・名古屋からまちおこしヒント探し始めて、結局国際経済のしくみに行きついた

もう来ている、お仕事大改革と時代背景

昨年末から今年の間にキッズ達の憧れお仕事「Youtuber」の間で、さまざまな問題が起きていて、それを煽る動画もからんで賑わう様相はすでに憧れの仕事とはとても思えないですね。 

あれほど自由で可能性の広がりを見せていたこの業界は、すでに形式化し芸能界みたいに組織化するなど、ノウハウが見やすくなっていもいますが、この段階に達した時点では、可能性も利幅も見込めない段階であり、もしかしたら「そこそこ稼げば良いや」と考える人たちさえ難しくなっているかも知れません。 

 

web.smartnews.com

7歳児が年俸25億円!「ユーチューバー」収益の仕組みを全解剖 (ダイヤモンド・オンライン)

 

 Youtuberが話題になったのは、その成功者に子供が登場している事実があるからこそですが、彼らが成功に至るまでの時間と苦労話はあまり聞かないのは、まだまだ供給より需要が優っているからなんでしょうか。

そもそも実社会で苦労した経験値があってこそ、バーチャルでも通用する事実は現実の仕事となんら変わりないでしょうし、それが全くない子供が成功できているのは、VR社会の起こるでろう諸問題の不透明性を見るような気がして、ちょっと怖い気もします。

 

実社会でしか経験できていない親御さんなどの大人が、子供達が体験するであろう道の問題に関与できる余地のない状態、つまり順調でも停滞でもない「アイドリング」状態の今は、大きな問題が起こりにくい時期と言えます。

その後、バーチャル社会にどういった問題が起きるのか予測はできない以上、現役の大人Youtuberがどれだけ問題を掘り起こせるかに期待がかかります。

 

それらをベースに、子供Youtuberが大人になってから本格的な社会問題が浮かび上がってくるのでしょうが、Youtuberに憧れる子供を持つ親御さんにとって、未知のリスクをとって選択する職業に対して残念ながら無力であると同時に、未確定のリスクに全責任を追う覚悟が求められると考えられます。

それをリスクでなく可能性とポジティブに受け取って、夢見る我が子に親心を与え育てるのには時間が足らないかもしれないのですが、旧来の職業が淘汰されていく中で大人が抱える今の職業へのリスクと、子供が抱えるであろう次世代職業のリスクを抱える時代になったのは、間違いないようです。

 

今、進行形でシゴトの形は日毎に変化している時期で、安定度ナンバーワンの政治家や公務員でさえその変化から逃げる事はできませんし、民間企業なら収益性の結果次第で勝ちにも負けにも簡単に転ぶわけです。

さらに今後人の思惑を超えてAIの参入で、より合理的な職業の再編成を受ける中で、Youtuberやプロゲーマーの仕事はその触りでしかなく、大人の職業経験値がどうAIに反映されるかで、多様化と収束を繰り返すと考えられます。

 

それだけに、次世代の職業観がどのようになるかはさまざま予測はされていますが、だれもが正確な未来は示せないのは昔もこれからも変わりなく、そんな時代だからこそ家族のありがたみを再認識し、真剣に家族会議をするほどの結束力が見直されていくべきでしょう。

未来へ向かう大海原を、核家族と言う名の小舟で進むうえで「家族のカタチ」はどうあるべきなんでしょうか、個人で船出する人々も増加する中で、コミュニティ単位でなく家族単位の強みが最大限に発揮できるには、どうすればいいのでしょうか。

 

良い意味での核家族化がすすんで、その姿がより積極的な動画配信へとつながると願いたいですし、反面で偽りの家族像ではますます次世代の問題を複雑にしかしないでしょう。

良き悪きに関わらずその事実がAIによって集積され、未来の道筋を示すプロットにされ、私たちはその一役を担うキャストとして演じているのであり、仙人のような世捨て人で無い限り誰一人として、責任逃れができないことを忘れないでおくべきでしょう。