くろま流 × NAGOYA式 ブログ

東海・名古屋からまちおこしヒント探し始めて、結局国際経済のしくみに行きついた

利害に拘るあまり、地方は都市部の優位性を超えられていない

まちづくりする人々の中で、都市部というだけで優位である事実が、人の流れを一極集中にするのは避けられませんし、この厳しい事実を筆者は地域のまちづくりを追っていくたびに、何度も目にしてきましたが、それは避けられないのかと言うと、まだ諦められずにいます。

下記記事のような工夫と知恵を少しでも実行知ることは、とても大事なことではありますが、遮二無二頑張るだけでは虚しい結果で終わっても、誰も責めることはできないでしょう。

 

web.smartnews.com

日本人が見直すべき、モノづくり文化に育まれた「絶妙なヒト活用」 ジョシュ・バーシン・バーシン・バイ・デロイト社長×南壮一郎・ビズリーチ社長「人材戦略」対談(上) (ダイヤモンド・オンライン)


 都市部と地方にできるギャップを、知るところから始まるのかもしれませんが、人を中心としたまちづくりであり数の優位性を無視できない以上、優位性があるとすれば独自性と地域特性をどう伸ばすかにかかってきます。

よって、人を単に労働人口として数えず、住んでいるからこそわかること、それを評価される価値に変える知恵の数として数えて、人が少なければそれだけ早まとめる仕組みをつくったほうがいいというヒントなのでしょう。

 

この取り組みをする人は、日本が慣れきってしまった「マニュアル化」の罠から抜け出していることが前提になりますし、その上で自分から制限かけず自由な立場で地域を観察する柔軟性を持っている必要があります。

地域で陥りがちな「隣同士で足を引っ張る」慣習や、「些細な優位性に固執し過ぎる」性根は、必要があれば表に出して課題化しお互い納得しなければなりませんし、それを顕在化することで、他地域との独自性を商品化「ウリ」にできることにも繋がるのですから、安易にヤラされ仕事で実行しては、それこそ時間のムダです。

 

優秀な経営者が示す多くの成功パターンは、よく「発想の転換」と比喩されますが、その経営者だからこそ体験している「捨てるほどの固有の失敗」を、いろんな方向から見直しているからこそ、時に問題が宝になることを知っているのであり、その経験を持つまで行動しない限りは、その「開けたインスピレーション」は実感できないでしょう。

些細な成功体験でも構わないのです、これだと感じた時と同じ感覚になるまでの、人それぞれの道筋が必ずあるはずですから、その経験を一つ一つふやすことで、結果としてまとまるマニュアルは「アリ」で、自ずと門外不出になるかもしれませんが、それをさらに繰り返す事で、名実ともに「ハンディに依存しないマニュアル化」が出来ていくのではないか?

ようやく、そんなところまでたどり着くことができました。