くろま流 × NAGOYA式 ブログ

東海・名古屋からまちおこしヒント探し始めて、結局国際経済のしくみに行きついた

鈴木さんちの地元愛が、愛知を変える?

 ちょっと前のイベントだったので、リンクは途切れてしまいましたが、あのスタジオ・ジブリのプロデューサー鈴木敏夫氏の故郷が東海地方だったことを、筆者は初めて知りました。

 

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ジブリ鈴木P、地元名古屋で展覧会 - エンタメ - 朝日新聞デジタル&w

 

今更錦をかざるのでもないでしょうが、なんとなくひっそりと地元名古屋で開催されたイベントですが、これも愛知県によるジブリパーク構想の一環で実現したものでしょうか。

鈴木氏は積極的に地元が東海地方であることを明かさなかったようですが、どの有名人でも年齢を重ねてくると、故郷の現状は気になるもので、氏もある意味気になっていたのかもしれませんね。

 

東海地方では、外資のイベントや娯楽施設がなかなかヒットしないような、ある意味保守的な気質があるのは気になっていますが、国産でありヒット請け合い人ともいえるジブリのコンテンツは、地元でも爆発的なヒット確定のような期待感があるのは否定しません。

ある時期行きたくない地方ナンバーワンの自虐生さえ見せた東海地方で、ジブリコンテンツの経済効果はどこまで私たちのその自虐性を変えてくれるでしょうか?

 

この地方は、なんでも受ければ良いという楽観性は持っていないように感じますし、それはそれでポリシーとしてとても大事なものなのは理解できますが、実際に結果が出ない以上新しい試みも芽吹かないし、参入も進まないでしょう。

 

「それでも、ええがや」

 

と内心うそぶいていることもできますが、地方観光として名古屋城木造化事業で、文化庁の許可が来年春に繰越され頓挫している今、そんなやせ我慢が続けられるほどの地方は裕福ではないのですから、新しい人々が流れ込む今の時代に、そうした人も含めてより良い選択とアイデアを、積極的に取り入れる意識も今後期待したいですね。