くろま流 × NAGOYA式 ブログ

東海・名古屋からまちおこしヒント探し始めて、結局国際経済のしくみに行きついた

コスサミの夏はアツイ、中部地方も暑い?

本当に今年の夏出だしは暑かったですね、猛暑による被害者も過去最高を記録していて、南国の台湾の方が過ごしやすいとの話もちらほらと聞かれますが、夏も後半に突入し盆休み楽しめましたか。

そんな中でも今期も盛り上がったコスプレサミット、猛暑に負けない外国人の熱気が名古屋を席巻しました。 

 

中部地方で徐々に効果を発揮している、地域おこしに一役も二役もかっている「コスプレサミット」も、地元の人には見慣れた普通の光景になっています。

このイベントや「どまつり」も、最初は保守的な気質もあって見向きもされませんでしたが、今では押しも押されぬ地域発信型イベントとして有名になってきました。

 

「あー、もうこの時期なんだ!」

 

と、名古屋に住んでいると恒例のイベントとして、この地域の生活に溶け込んでいるのを、実感するのです。

 

www.asahi.com

コスプレ姿で地下鉄どうぞ 名古屋の「世界サミット」:朝日新聞デジタル

 

少子化での労働者・観光客減少には、外国人人材の招致は急務ですが、この地域は製造が主産業だったこともあって、早期から様々な試みがされていて、関わる課題解決においては、全国随一と言ってもいいと思います。

加えて観光においても文化的交流も含め、認知度を高めるこれらのイベント成功は、他の地方都市でも共有できる成功例として認められるものでしょう。

 

これは、いくつかの偶然のチャンスに乗っかったことが大きかったと言うのは事実ですが、根本はコツコツと築きあげてきた地域ブランドが、認知されてきた証であったのも事実でしょう。

中部地方は、保守的なイメージがありますが、関東圏関西圏のように大手資本をも受け入れにくいところが、逆にリアルな地域性を浮き彫りにできたことが、注目につながってきたと考えたいところです。

 

 予算やノウハウの面で、地方活性化は大きなリスクを追わざるを得ませんが、そのリスクを負いながらも地域性にこだわる何かが、この地域にはあるのでしょう。

良い意味で「群れない」強みは、歴史的地政学的に培われた「あく」となって、ブレないチカラとして、良くも悪くもユニークさを持っているこの中部・東海地方が、これからもまちおこし起爆剤として、注目されるのを楽しみにしています。