くろま流 × NAGOYA式 ブログ

東海・名古屋からまちおこしヒント探し始めて、結局国際経済のしくみに行きついた

近未来はスタートレック? マッドマックス? AIの話

 

 すみません、タイトルから一見映画ネタと誤解されていたら違いますので、、あらかじめ申し上げておきますが、AIの話題です。

このブログでも定番となったこのテーマですが、以前にも書いた通りAIの心配事と言えば、彼らが賢くなると人間の領分を侵して行くのではないかという点でしたが、この結論は今の所イエスともノーとも言えない話でしょう。

 

実現は5年後? イーロン・マスクの新事業「Neuralink」は、脳とコンピューターの接続を目指す|WIRED.jp

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 上の記事のようにアメリカでは、積極的に理容する企業も現実出ています、お国柄でしょうかかなりポジティブシンキングなノリですね。

 または、テレビ東京の「やりすぎ都市伝説」でも放映してましたが、人間を電車チップでコントロールするような話も実現しようとしてるらしいですよね、これは実際に限定的ですが、ある企業が社員の選択肢としてチップを埋め込むというニュースをが報道されたりもしています。

 

  好き嫌いに関わらず、AIと人間は共存して行くことになるんでしょうね、あとはいかに「うまく」共存していくか? これはどちらが上で下でという話でなく、あくまでWinーWinの関係に他ならないでしょう。

 気になる点は、AIがすでに進化の過程で独自の言語を持ち出していることから、人間が彼らに対し必要以上に不信感を抱いて、一方的に敵視して行く流れになると、本末転倒になってしまうことです。

 

AIの進化を前に、日本企業は「働き方」を問うているだけでは未来はつくれない|WIRED.jp

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  シンクタンクは、様々な可能性について論じていて、AIが私たちの社会にどの程度影響を与えるかの判断材料を、提供し始めていますが、それに当たって私たちはなんとなく平和だとかなんとなくヤバイとか、想像を膨らませているわけです。

 そうして、その結果の近未来について、スタートレックのようなスタイリッシュでエキサイティングな未来に繋がるのか?、はたまたマッドマックスのような荒んだ違和感のある未来になるのか?、推し量って「未来の落とし所」を求めています。

 

 AIは今の所、膨大なデータを食ってなんらかの答えは出してはいますが、良いか悪いかの判断は全て人間が下していますので、公平なポジションにいると言っていいでしょうが、そもそも人間の判断が悪ければAIの分析もそっちに偏って行くのでしょうね。

 つまり、その分析する情報が悪しき方向へ偏って行くことで、彼らの分析できる領域が侵されていかない限り、危機感を持つことはないでしょうが、AIが分析している大量の情報は、人間の行動した結果や影響を与えたことが全てであって、それ以外の情報を今の所は彼らは入手できないのです。

 

  彼らの独自化と進化の速さは、すでに一部では神の領域に達したと表現されますが、少なくとも今彼らが示すのは意志ではなく方向であり、その方向に意志を見出すか否かは人間の役割だと思っています。

 人間が、彼らの出した情報を単にありがたがってひれ伏した時点で、人間の役割は終わるでしょう。

 

 AIを通して現れる、膨大な情報が紡ぎ出す未曾有の現実は、人がかつて神の領域とあがめた事実をこれからもたくさん提供してくれるでしょうが、情報はあくまで情報に過ぎません、私たちは事実という情報を真摯に受け止め、役立てる姿勢が大事です。

どう役立てるかは、結局人間が判断するのであって、今後もしAIが人に不利益な未来を示すなどと言う意志を示したニュースが流れたら、それはAIを疑う前にどこかで誰かの都合のいい未来にすり替えられたと思った方が、賢明と言えないでしょうか。

 

「AIが示すのは、嘘でも本当でもなく、事実だけ」

 「利用する側しだいで、事実は白にも黒にもなる」

 

 信じるか、信じないかは、あなた次第ですが……。