ビッグサイトは創生事案の宝箱
東京オリンピック開催期間は、報道ブースに提供されてせっかくのチャンスを生かせないと、話題になったビッグサイト。
言うまでもなくこの巨大な催事場は、毎日のようにあらゆるテーマで、ガッチリ儲かるヒントアイテムを提供されるまさに宝箱。
名港ガーデン埠頭再開発起動
http://www.port-of-nagoya.jp/garden_rd/index.html
昨今、ネット通販ビジネスが盛んになっていて、お手軽簡単に物が買える時代になっったことで、物流インフラ網の整備の遅れが目立っており、そこに従事する人材不足が深刻になっていますが、海外から物を入れれば「ひあり」のような外来生物の脅威もあったりで、簡単にいかないものですね。
さて、伊勢湾を取り囲む名港や四日市桑名などの湾岸開発は、今後東海地域観光のキートップと言っても過言ではないのではないでしょうか。
http://www.nagoya-rj.com/pages/user/m/article?article_id=449794808
レジャー観光面で酷評されている現状で、相変わらず東海地区ではナガシマリゾートが気をはいているようですが、陸内で名駅や栄、名城の観光開発が本格化する中で、次の開発トレンドとして、注目したいです。
東海3県主要施設の集客数、「ナガシマリゾート」が11年連続トップに | マネー | マイナビニュース
http://s.news.mynavi.jp/news/2017/05/18/248/
くわえて、2020年問題として東京オリンピック開催の障害として心配される、東京ビッグサイトのメディア貸し切りで、物流業界のイベントができなくなることでの経済損失の先行きを考えると、イベントの経済効果と産業面での影響を同時に考えていくのは、不可欠な課題になっています。
そのイベント問題でも、名古屋市と愛知県はガーデン埠頭の再開発を始め、東西大都市の狭間でスルーされていた、物流や文化の名古屋飛ばしの解決に一役買ってくれるかもしれません。
17年度中に市場調査/ガーデンふ頭23ha再開発/名港管理組合検討委 | 建設通信新聞Digital
意外と見逃しているのは、一般人でも入場が可能である場合が多いらしいと言うこと。
某経済評論家の便によれば断られても三回出直しすればスルーできるとかできないとか、実行する際は自己責任で行ってほしいですが、それはさておき一般の人でもメリットが高いビッグサイトのイベント群を、見過ごすのはもったいない。
筆者も地元の産業に関係していた時分に、何度かメーカー側の立場で参加したことがありますが、その場の勢いや賑わいは、便利なネットでは決して味わえない魅力がある。
ペット産業などのイベントは大手を振って一般の方が遠方の地方からでも集まるほどの注目度で、下手なテーマパークよりも感動がいっぱい。
今後、産業側の態度もこうした一般入場者は無視できないでしょう。
今日びの一般入場者の情報拡散力、企業の宣伝能力を凌駕してお、よほどの機密事項出ない限りあえて業者限定にするメリットはありません。
更に、オリンピックへの準備で会場スケジュールが押していて、その分濃厚な情報を期待できるイベントが目白押しの予感。
漏れたイベントは、ガッツリ名古屋の新設イベント施設で受け止めるとしても、一般者を巻き込んだ業界イベントというビジネスモデルは、地方にとっても方策を練っておいたほうが得策でしょう。
そのためにも、今からでも本場東京ビッグサイトの横綱級のイベント力と、威力を体感していくのは、地域創生に欠かせない課題でしょう。