くろま流 × NAGOYA式 ブログ

東海・名古屋からまちおこしヒント探し始めて、結局国際経済のしくみに行きついた

ブラタモリ流の目線から名古屋いじリ

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 「見せてもらおうか、ブラタモリの性能とやらを!!!」

 

 とか、やや上から目線での「ブラタモリ名古屋編」前後編チェックでしたが、他の地方と遜色のないタモリさん目線の、名古屋いじり爆発でした。

 前評判から、名古屋側がケンカ調子で構えられた状態での放映でしたが、名古屋もさすが堅実さをキッチリ出して、事前の番宣はもちろん市政のイベントなどにもしっかり乗っかってましたね。

 

 名古屋とタモリさんの過去の因縁と言いつつも、実はそんないわれも無いことが証明されて、名古屋も禍根を残さずに済んだと考えれば、バンバンザイでしょうか。

 筆者は、この番組好きですが、高低差マニアということでもありませんので、偉そうなことは言えませんが、この番組の歴史と地形が密接に関連していると言う独特の切り口に注目しているだけです。

 

 NHKの財産でもある歴史アーカイブを活かした歴史ドキュメンタリーはそれで面白いですが、新しい活用として企画されたこの番組は、タモリさんと言う個性を上手く活かし、斜に構えた視点でこれまたNHKの十八番である地方巡業バラエティー番組として、上手くまとめています。

 一見サラッと軽快に見せていますが、マニアが見ても唸るオタク満足感が、初心者にも手軽に楽しめてしまうのはなかなか無いです。

 

 ロケハンスケジュールでも、名古屋はいつになるんだろうと、待ち焦がれていてもなかなかやって来ない中で、一旦西日本を巡って東へ移っていく……すると何気にもしやと期待の高まる中で「今度は名古屋でブラタモリ!」とか予告されたら、もうハートを鷲掴みですわな、もう。

 名古屋は、NHK系のドラマなどを教育で「中学生日記」や、総合でも単発ドラマの制作で市民も馴染み深く、ある種の特別な期待感を持っていると思いますが、今回のブラタモリ名古屋編は、昔から培ってきた地方との制作連携をしてきた結果の盛り上がりだったのかもしれませんね。 

 

なぜ『ブラタモリ』名古屋編はこんなに話題沸騰したのか?(大竹敏之) - 個人 - Yahoo!ニュース

news.yahoo.co.jp

 

  観光整備に盛り上がる名古屋市や愛知県始め、東海地方にとって、今回のトピックは、色んな意味で刺激を受けたと思われますし、名古屋の新しい側面を発見するとても有意義な番組として、ブラタモリは一石を投じたと感じました。

 筆者的にはたまたまロケ地を事前に観光していたこともあって、大阪編はもなかなかおもしろかったのですが、単に歴史とか地理とか文化とかをゴリ押しして、アピールするのでは無く、あるべくして有ったそれらの魅力を、どうすれば味わってもらえるか、全く無知な人にも順序よくストーリーを感じて貰えるかを、改めて考えさせてくれました。

 

 最後に、前にも紹介させてもらってますが、地形を絡めて地域の史跡や新しい町並みの変化を、ご自身の足で稼いだ膨大な写真や、資料で楽しませてくれる、お気に入りのブログを紹介して、終わりたいと思います。

 やはり、東京の情報集積力には感嘆を隠せませんね。

 

 

墳丘からの眺め

massneko.hatenablog.com