くろま流 × NAGOYA式 ブログ

東海・名古屋からまちおこしヒント探し始めて、結局国際経済のしくみに行きついた

愛知の魅力は、やっぱり文化にあり

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 名古屋市内のクリスマスイブ伝統行事には、今年も清々しい聖霊学園の生徒さんによる聖歌イベントが、恒例通りセンパ(栄セントラルパーク)で行われました。

 筆者も仕事帰りに人だかりの奥の方からひっそりと見させていただきましたが、名古屋文化・伝統で言う、クリスマスイブの話題ではもう定番です。

 加えて名駅でも、名古屋屈指のお嬢様校である金城学園の生徒によるコンサートがイブの夜を盛り立てたそうです。

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 さて、今回はその名古屋や在籍する愛知県の魅力は何ぞやと、改めて見直せばやはりこうした豊かな文化・歴史に裏打ちされた伝統芸能や、和洋問わず発展した芸術活動にあると、胸を張って言えます。

 現状は、これだけある芸能文化が今時の流行やトレンドなるものに押されて、色あせて見られてしまっているのが現状ですが、これも愛知県や周辺の岐阜三重、ひいては東海地方や中部地方の文化連携を、よりまとめていくことで、より説得力が増すのではないかと、今後に期待しています。

 

 次に、現状名古屋を中心に動いている文化広報とも言える動きをいくつか追っていきたいと思いますが、例えば華やかなところでまだ一般向けではありませんが、ついに公開されました。

www.asahi.com

 

 こうした名古屋城や、古戦場・忍者歴史を舞台にして盛り上げる、おもてなし武将隊や忍者隊など歴史文化で盛り上げる、正攻法での文化促進の一方で、祭り文化の新しい提案「どまつり」や、やはり名古屋は名古屋城を舞台とした観光施策も積極的です。

 それに、東京由来のSKE48だけでなく、ボイメンとかチームしゃちほこなどの、アイドルを育成して新しい世代への文化への関心を高める活動も積極的ですよ。

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news.walkerplus.com

 

 文明開化の音がする……じゃないですが、明治村やリトルワールドなどは、小ぶりでも個性的な魅力に溢れています、これはこの地域の下地として引き継がれる芸能や伝統芸能など、歴史や文学、産業や文化を学んで楽しむ環境が整っている地域だからと考えています。

 

愛知の魅力発信!国民文化祭に向けイベント (愛知県)
news24.jp

 愛知県の魅力を全国に向けて発信するイベントが28日、愛知県常滑市中部国際空港で行われた。このイベントは、29日から愛知県では初めて行われる「国民文化祭・あいち2016」を盛り上げようというもの。会場ではステージでのショーのほか、常滑焼や犬山祭のからくり人形など、愛知県の魅力が紹介された。「国民文化祭・あいち2016」は29日、名古屋市東区愛知県芸術劇場でのオープニングステージからスタートし、12月3日までの期間中、県内各地でさまざまなイベントが予定されている。
[ 10/28 18:10 中京テレビ]

http://www.news24.jp/nnn/news86232155.html

 

news.allabout.co.jp

 

  そして、TVメディアと鉄道のタッグで、アイドルや有名俳優出演の鉄道がらみのスペシャルドラマなど、独特の名古屋感を醸し出すエンターテインメントもけっこうさかんです。(この辺りはローカル放送限定なものが多く、全国ネットで流れてないようなのが残念ですが)

natalie.mu

 

 お隣三重県でも、伊勢志摩サミットを契機に観光に結び付けようと工夫しています。

三重)古民家をリノベーション、文化発信の拠点に 鈴鹿
井上昇2016年10月29日03時00分

リノベーションされた「ヒロモリ家」=鈴鹿市白子1丁目

 空き家をリノベーション(刷新)して、文化発信の拠点に――。地域の魅力発信を目指して、鈴鹿市の空き家活用団体「ブランコ」が、同市白子地区にある築70年の古民家を改装した。雰囲気がガラリと変わったこの家で29日と30日、改装後初の催しを開く。

 「ブランコ」を立ち上げたのは、白子出身で1級建築士の宮崎達也さん(44)。銭湯や駄菓子屋がなくなり、商店街がシャッター通りになる街の変化に年々寂しさを覚えていた。「古い建物を再生して、昔ながらの街の景観を残したい」と一昨年、仲間5人で「ブランコ」をつくった。

 戦後間もなく建てられ、倉庫として使われていた鈴鹿市白子1丁目の「ヒロモリ家」を昨年1月に借り、改装工事を始めた。約20人のボランティアの手も借りて、床張りや壁の塗り替え、庭の整備などをほとんど手作業で進めた。

 工事が完了したのは今月7日。

 

 忍者観光は、伊賀忍者が全国でもスタンダードなので、本来三重県の方が本家なのでしょうが、ここは愛知県も連携して、乗っからさせてもらっていますね。(汗)

三重)伊賀之忍者衆「羅威堂」、名張でも活動開始
中川史2016年10月29日03時00分

名張市内での活動も始める伊賀之忍者衆「羅威堂」=名張市役所

 忍者ショーや殺陣教室などで地元活性化や伝統文化の発信を目指すパフォーマンス集団「伊賀之(の)忍者衆『羅威堂(らいどう)』」が、これまで伊賀市に偏りがちだった活動を名張市にも広げることになり、27日に亀井利克・名張市長に決意を語った。

 羅威堂は女性1人、男性2人の忍者衆。代表のくノ一「有香(ゆか)」さんは、伊賀市伊賀流忍者博物館で実演ショーをしている「伊賀忍者特殊軍団 阿修羅」の頭、浮田半蔵氏に師事し、二丁鎌と組みひもの捕縛術を習得したという。

 「竜斗(りゅうと)」さんは羅威堂の殺陣師で、名古屋城では徳川隠密隊の服部半蔵役を兼務。「夜磨杜(やまと)」さんは名張市のケーブルテレビ局のアナウンサーという変わり種で、棒術を特技とする。

 今夏の結成後、吉本興業が伊賀…

 

 歴史関連の話題には、事欠きません。

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名古屋市:まちじゅうがイベント「あったか!あつた魅力発見市2016」(熱田区)

 

  最後に、年末あわただしくなってきて一気に走ってしまいましたが、この年末に一年を振り返ってみると、やはり原点回帰みたいなのは大事なんだと、つくづく思います。

 筆者ブログは、次回で今年は最後になりますが、総まとめを次回したいと思っています。(年末まとめ方式は初めてですね)

 

 そのプレまとめじゃないですけど、来年は愛知の文化を他県と連携を強化して、より骨太の文化活動へ膨らませていくのが吉ではないかと、ひそかにほくそえんでおりますが、さて、来年のことは鬼に笑われるので、この辺にしておきましょうか。

  では。