愛知県と観光関連企業の、鉄道を軸にした開発なう
愛知県は、今年の目玉となる伊勢志摩サミットに向けての、見込む観光チャンスの増加に合わせて、着々と観光施策の準備を。また、JR東海は着工を開始したリニア新幹線開通に向けて今から、名古屋駅とその周辺の開発・整備を進めています。
それによって、地元企業も名駅周辺を中心に、商業機会の拡大が期待期待される名古屋市内を中心とする、観光開発を加速させっつつあります。
愛知県は、地方創生施策で観光を柱としていますが、今年からいよいよ観光客増加を目指す為に首都圏向け施策を開始、なごやめしや特産品・県内、周辺地域の観光名所をPRするWebサイトの開設とともに、観光PRポスターも製作しました。
「こってり愛知de首都圏」
http://kotteri.jp/
サイトでは首都圏内で、開催を計画する愛知県関連イベント情報を公開したり、県のグルメを提供する店などを紹介しています。
また、大村秀章愛知県知事をモデルにした観光PRキャラクターを新たに設け、バリエーション豊かにサイトを演出する「ひでっち」も、サイトを親しみやすくさせるのに一役買っています。
PRポスターは5種類、
「有松絞り×ひつまぶし」「おでんしゃ×ガマゴリうどん」「トヨタ博物館×喫茶店モーニング」「とこなめ招き猫通り×知多半島の海鮮料理」「豆味噌×味噌煮込みうどん」
それと、リーフレット4種?(未公開)、ステッカーも用意。
昨年末からPR企業を募集開始しており、「ハート・オブ・ジャパンあいち応援企業」登録企業に、首都圏を中心に営業所や店舗などでポスター掲示されます。
また、愛知県は米テキサス州と「友好交流・相互協力」の関係を結ぶことを決め提携を実現してます。
トヨタ自動車が北米の本社機能を集約する計画
中部電力の同州メキシコ湾沖でのシェールガスのLNG化と輸入計画
ダラス-ヒューストン間における東海道新幹線の技術導入の高速鉄道建設事業計画
同州に本拠地を構えるアメリカン航空、中部国際空港-ダラス直行便開設計画
の計画について、交渉を目的とするものだそうです。
一方、東海地方鉄道大手・JR東海は、JR・名鉄・近鉄の乗り入れる名古屋駅の再開発の動きを始めています。
2016年は、「新幹線が激動する1年」になる
http://mw.nikkei.com/sp/#!/article/DGXLZO96573600W6A120C1L91000/
名鉄と近鉄、改札共通化 名古屋駅再開発で検討:一面:中日新聞(CHUNICHI Web)
最強ビジネスホテル『ドーミーイン』は名古屋でもスゴかった / 朝から名古屋名物きしめん・小倉トーストを堪能 | ロケットニュース24
民間企業も宿泊施設事業者も、既にサービス充実化を図るところも。
昨年も何度も当ブログで紹介した名駅前円頓寺商店街にある、バックパッカー御用達の喫茶・食堂・民宿「西アサヒ」が注目されています。
また、昨年4月にフルリニューアルオープンした「ドーミーインEXPRESS名古屋」は充実の朝食ビュッフェや、WiFiサービスで、出張者には人気の最強ビジネスホテルだそうです。
このように、やはり日本中を飛び回る旅行者や、ビジネスマンの満足度を高める事は、観光面からも効果の高いものです。
愛知県は、リニア新幹線で品川ー名古屋駅間の通勤圏内時間の移動実現化を見据えて東京への一極集中化に偏らないように、名古屋へ呼び込みの流れを作ろうと動き出しましたし、名駅界隈は鉄道企業や宿泊企業の新たな投資で満を持した、観光準備は盤石に思えます。
その動きは、その他の地域振興に弾みをつけてくれるのか、とても楽しみではありますが一方で、従来からある名古屋の従来からある「まま」の姿も上手に残すところは残して、地域の特色を色濃く残す工夫も大いに期待したいものです。