名古屋モーターショー最終日に。21世紀の自動車ってどうなるんだろう
「第19回名古屋モーターショー」が、11月20日(金)~23日(月・祝)ポートメッセなごやにて開催中で、今日が最終日です。
自動車ショーの記事は、今年の春のパフォーマンスショー以来なので半年ぶりになりますね。
このブログも自動車ショー同様に半年ちょっと位前に始めたので、今回のイベントに合わせて、これからの自動車のあり方について書きたいと思います。
この地域の大規模な産業と言えば、これから航空機産業も盛んになるとは言われますが、今でも自動車産業が有名で、言わずと知れたトヨタ自動車の本社があり、岡崎市には三菱自動車があったり、昔から自動車関連産業で雇用が満たされているところがありますので、自動車さまさまなところは少なからずあります。
東海地方には、日本の動脈の様な自動車道が集中しています。
東は東京へつながる「東名高速道路」西側は関西・西日本へと続く「名神高速道路」北は日本を縦断し冬の海の幸が美味い北陸へと続く「北陸自動車道」、南は来年サミット開催で話題の「伊勢自動車道」などが集まってます。
ちょうど愛知県は国土の中心にあるため、東京と同様に各地方へ道路が延びていて、自動車を利用する人が全国に比べても多い事から、何かと自動車中心の造りになっていることが多いです。
自動車道関連では今新たに増設中の新東名の、いなさ-豊田間が来年2月に前倒し開通と突然発表があり、記事では大村愛知県知事もこの機に武将観光をアピールしているようです。
新東名の2016年2月開通に向け、愛知県 大村知事と
NEXCO中日本 宮池社長が名古屋モーターショーで対談http://travel.watch.impress.co.jp/docs/news/20151121_731745.html
こうした交通網の充実は、地域の観光化に大きく貢献するのは確かな事ですが、日本は今まで馬車馬のように、欧米と共にモータリゼーションを牽引してきました。
その自動車主導のモビリティは、低公害ブームによって大きく変わらざるを得なくなっています。
日本は基より東海地方には、地方創生や観光産業を実現するのに、これからも産業雇用の主軸の一つとしての自動車産業は欠かせないものです。
そのためにも自動車は、根本から変わっていかなければならないのかもしれません。
世界でも名だたるIT企業が自動運転車を開発しています。
今、自動車の方向はこの自動運転システムと、燃料の革新になる燃料電池車などの低炭素自動車がカギになっています。
自動車好きにの方には邪道ともとれる進化かもしれません、好きな人達にはやはり、「車を操る楽しみ」と言うものがあるからですが、それを奪われるというより、新しい自動車の在り方について、世界中でダイナミックな変化が起ころうとしているのかもしれません。
【http://jp.autoblog.com/2015/11/09/2015-ev-tms2015/
http://autoc-one.jp/news/2444290/
今まで以上に、生活の中の自動車の存在はあらゆる可能性が探られています。
これだけの大規模な産業が、簡単に何かに取って代わられることは無いでしょうから、その分時代に合った新しい存在感を、証明してくれたら車好きにも、またそうでない人にも受け入れられていくでしょう。
ぜひそうあって欲しいと願っています。
第19回名古屋モーターショーは本日まで開催されています、普段見られない自動車、特に外車好きの方は参考にしてください。
東京モーターショーに出展せず、名古屋モーターショーに出展する輸入車ブランドも。キャデラック、シボレー、フォードといった米国ブランド、ベントレー、マクラーレン、ロータス、ロールスロイスといった英国ブランド、フェラーリ、ランボルギーニ、マセラティといったイタリアブランドも出展する。
これらはいうまでもなく、スポーツカーやスーパーカー、あるいは超高級車のブランドばかり。こうした華やかなモデルが勢ぞろいするのも、名古屋モーターショーならではの魅力となっている。