くろま流 × NAGOYA式 ブログ

東海・名古屋からまちおこしヒント探し始めて、結局国際経済のしくみに行きついた

日本が海外に羽ばたく未来はここにある?日本語アイテムが話題

 

  高いファッション性の服をリーズナブルに買えるH&Mの商品は、トレンドをお手軽に着こなせることで、一気に国内でも一定の位置を確立しました。その様々な選択の一つに「日本語ファッション」が一定の評価を獲得しているかもしれません。

 

 

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  日本では、特に海外からのブランドやファッションセンスが憧れの的でした、単にTシャツに意味不明の英単語がプリントされたものでも、それだけでとてもオシャレに思えた時代があるわけです。

 

 昨今は、その逆転現象が起こっているようです。

 それは「日本語ファッション」「日本語アイテム」と呼べるもので、Tシャツに単に漢字がプリントされているモノに始まり、日本人からすれば何の意味もない文字や、誤字脱字があったり、意味が理解できると笑っちゃうような無茶苦茶なものまで……。

 

 でもこれって、かつて(今もかな?)日本人がアルファベットのキャラクターに憧れた様に、今では日本の文字(キャラクター)が、海外でリスペクトされている、ってことですよね。

 

 しかも、単に東洋の文字といったざっくりアバウトな感覚ではなくて、明らかに日本語がファッションに取り入れられているという点がポイントです。

 それを裏付けるのは、お隣韓国のハングル文字や、中国の漢字をモチーフにしたファッションは、それぞれの国内では当然あっても、世界全体で見てもめったに見当たらないという事です。

 

  欧米の人たちから見れば、相変わらず日本も中国も韓国も、ざっくり東洋だという認識はおおむね変わっていないように思いますが、それでも東洋の文字の代表として日本語のキャラクターが「カッコいい!」と評価されているのは、ちょっと嬉しいですね。

 

 日本語は、他の言語と比べて、短いセンテンスでたくさんの意味を持てる数少ない言語ですから、意味を知って貰えばさらに親しみを持てるものですよね。

 

 このムーブメントが、今後さすがにいくら頑張っても主流になる事は無いでしょうし、あくまでも選択肢の一つである事は変わりないでしょうが、今後も日本人の和の心や、おもてなしの心をアピールしていく格好のカンフル剤になっていくのは、間違いないでしょう。

 

 

「未来はここにある」「問題ない」など H&Mの日本語アイテムが話題 | Fashionsnap.com
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