くろま流 × NAGOYA式 ブログ

東海・名古屋からまちおこしヒント探し始めて、結局国際経済のしくみに行きついた

環境省が地熱発電所設置規制緩和の目処立てるメリットの大きさ

 

  環境省がついにというか、ようやく腹を決めたのでしょうか、次世代の主力エネルギー発電として既に形骸化しそうだったあの発電に、ようやく普及実現化の目処を立てたようです。


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  最も日本で合理的と思われる発電の一つと目される地熱発電の普及に障害となっていた自然環境とのバランスに妥協点を見いだした事で、普及に弾みがつきそうです。

 

 心配なのは、実現化の目処が立つにはまだそれなりに時間を要するため、現政権が交代してしまうと一気に鎮消化しかねないからです。

 今までにもいろんな未来の可能性が、同じような政権の持続性の無さの犠牲になっていくのを、私たちは見てきましたのでぬかよろこびは出来ませんが、今までとは違って普及の障害であった自然環境への心配に地域制限を見直す事で、ある程度方向性が見えたのは大きいのでしょう。

 

 あとは、漁業関係者との環境変化への懸念でとん挫している波力・潮力発電の目処がついてくれば、日本の環境エネルギー整備は相当数前進することになります。

 

 その間に、夢の未来エネルギー「核融合」を水素によって実現化出来る目処が立てば、鬼に金棒でしょう。

 この技術にも理論上の目処は立っており、膨大に必要な水素を海水から安価に生成する技術も確立しているそうなので、海域環境と関連業者との折り合いがついていけば、実現への拍車がかかっていくでしょう。

 

 政治的な問題に解決の目処が立てば、いかに事が進めやすいかを物語っているのですが、あと贅沢をいえばこれからのエネルギー開発に既得権益を挟ませたくはないですが、この話題は、少なくとも前者の課題がクリアされ着実にその実現化を実感できる、いい話題です。 

 

 

環境省地熱発電所の設置規制緩和 国立・国定公園で普及加速  - SankeiBiz(サンケイビズ)
http://www.sankeibiz.jp/macro/news/150824/mca1508240500001-n1.htm

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