日本の学べること、韓国の財閥・司法機関問題
韓国はいくつかの面で独自の仕組みを今も持っている国のため、司法でも世相の影響を色濃くした判決をしたり、行政も今回のような国内の強力な資本団体に左右されざるを得ない事情があるようです。
お国にはお国の事情がさまざまあるでしょうから、それをとやかく言うつもりはないのですが、その事情を基準にして他国に強要するお国柄と取られて、国益があると判断するならそれはどうにもならない話です。
譲ることを良しとしてきた日本は、こういった押しの強い国との付き合いが正直うまくはありませんので、もっともっと外交経験を積み重ねるしかないのかもしれません。
武器で攻撃してくるような相手なら、まだわかりやすい方ですが、場合によっては国の事情をたくみに押し通すテクニックを持ったり、二枚舌・三枚舌をたくみに使い分けるしたたかさも必要でしょう。
そういった意味で、まだ日本は直情的で純朴なのだと思われます。
第二次世界大戦において、日本は外交戦略の甘さと無能さをさらけ出せたのを反面教師にして、何を学んだのでしょうか。
国としてまとまろうとする時にその真価がもっとも問われるのだと思います。
引くのはうまくても、それは弱腰と取られるだけかもしれません、それこそ日本はいかに強腰で攻められる気性を保てるかの方が、難しく今こそ求められるテクニックなのかもしれません。
創業家による財閥支配の法的矛盾に悩む韓国 経済に欠かせない重要人物? SKグループ会長に2度目の大統領特赦 | JBpress(日本ビジネスプレス)
http://jbpress.ismedia.jp/articles/-/44567