くろま流 × NAGOYA式 ブログ

東海・名古屋からまちおこしヒント探し始めて、結局国際経済のしくみに行きついた

天津爆発で現地工場停止だけでない、国内への影響

 

  中国天津の工業地帯で起きた大規模な爆発事故で、日本の自動車企業は甚大な被害を被ってしましました。現地で働いていた従業員への補償もままならない状態での、日本企業のそれはいつになるかわかりません。

 

 

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 経済に影響しかねない大事故だけに、現地の原因究明や政府の対応を連日報道されていますが、相変わらず中国政府の不透明な動きが浮きだった印象です。

 

この中で、提携企業を持つトヨタ自動車は、合弁会社「天津一汽トヨタ」の泰達工場と西青工場 を3日創業停止する発表をしたものの、素早い復帰ぶりをアピールし、事故の影響を最小限に留める工夫を怠らなかった。

 

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 問題は、今後の現場の公害成分の処理にどのような動きがされるのか、日本とは異なる独特の対応をする中国だけに、気が抜けない頭の痛い状況が続くことでしょう。

 

 この爆発事故によって、国内での工場・倉庫火災の事故も変な注目を受ける事になって、連日のように関連事故の話題が耐えないのは、関連施設で働く多くの職員にとっては、心が落ち着かない日々が続くかもしれませんね。

 

 夏の気温上昇を受けて、高温多湿になりやすい工場・倉庫でのトラブルは、住宅地からは用途地域で区分けされている日本では、住宅への被害は最小限にはなっていますが、一方で関係者以外立ち入りが許されていない、クローズド・エリアでの事故は、詳細が公開されにくく、逆に周辺住民への不安を煽る要因になりやすいですから、厄介です。

 

 ここまで連続すると、今後の心象的なネガティブ意識が、消費行動に大きく影響をしないか、気になるところです。

 

 

トヨタ、天津爆発で現地工場を3日間稼働停止 立ち入り規制で | Reuters
http://jp.reuters.com/article/2015/08/16/toyota-tianjin-idJPKCN0QL0SM20150816

jp.reuters.com