くろま流 × NAGOYA式 ブログ

東海・名古屋からまちおこしヒント探し始めて、結局国際経済のしくみに行きついた

自衛隊員ご家族が苦悩する原因はなにか

 

 戦争は筆者にとってとても大きなテーマの1つです、それでも紹介記事のような話を扱うのは重すぎるかも知れませんが、敢えて避けずに進む事にします。

 

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 まず、一般の国民が何が何でも拒否するのは当然ですが、自衛隊員・その家族までが不安になるのは、与党と野党の不毛な国会討議の悪影響なのでしょう。

 今は、休会期間でしばしの冷却期間になっていますが、与野党共に議論を建設的に進めて頂かないと、多くの人が感じたように「よく解らない」となるわけです。

 夏以降の参議院審議には、より論点を明確にし、衆議院では上げられなかった議題を与党は積極的に出して欲しいし、野党特に第一党には、固執する事無くもう少し全体的な議論が出来るよう、配慮して欲しいです。

 

 今、冷静に思い返すと、与党の方が残念ですが筋が通っているように思います、一方野党は感情的にバリケードを張った居座りにしかなっていませんでした。

 

 恐らくこの図式のままでは、国民の真意が一つも反映されること無く、与党案がまるまる通過するでしょう。

 国民は議会に直接参加出来ませんから、デモを起こして意志を伝えるしか無いのです。

 

 与党・野党何れもこの夏の期間に、地元選挙区の根回し・陣取り合戦に奔走ばかりせず、今一度国民の要望を丁寧に汲み取って、整理して、これから何が譲れて何が譲れないのか?

 

 昔の戦争時のように、行けと言われて自衛隊員は行くのが当たり前かもしれませんが、恐ろしいのは命令する方もされる方も、戦争の実経験が無い者がマニュアル通り動くわけです。

 特に命令する側は福島原発メルトダウンの緊急時にもあったように、とんでもない判断を下していたわけですから、平時にいくらインテリジェンス気取っていても、その時になったら、同じことをしないとも限らない恐ろしさが在る事が解っているわけです。

 

 こういった平時でない時におきる事例について取り決めをする際は、実経験者の意見を十分取り入れた上で論点を整理し、また同盟国に配慮しすぎず自国の事情を優先した上で、机上の空論・陣取り合戦を繰り返さないようお願いしだいです。

 最近特に与野党どちらも、○○ありきの答弁や、平和にあぐらをかいたマニュアルくさい話や、ゴリ押しする姿が目だって来ているように思えてなりません。


 自衛隊員の方たちが自分の命を賭けるに値すると心から思える、説得力と配慮のある討議を十分戦わせてください。

 

 

 

東京新聞:自衛隊員の妻と母苦悩 夫の戦死も人殺しもイヤ:社会(TOKYO Web

http://www.tokyo-np.co.jp/article/national/news/CK2015072402000116.html

www.tokyo-np.co.jp