へこたれない子に育てたい一方泣きたい親もいたりする現状
ちょっと不覚でした、筆者はPRESIDENT Onlineの記事で涙を流したのは初めてでした、なんて素敵なお母さんだろう、と。
親にとっても過酷だと思いますが子供にとって、大事なものってなんだろうとつくづく思わされる記事です。
感動ばかりもしていられません、この記事の作者さんが幼少のころ、または筆者が同様のころより、おそらく陰湿ないじめは増えているでしょう。
人がいる分、一定量のいじめはなくならないでしょうし、首謀者に加担するほうが楽なのも事実なので、加担してわが身を守ろうとする人は多いと思います。
いじめの本質は、究極されたことがある人しか解らないかもしれませんが、おそらくごく一部の人を除いて、いじめた側の多くは大人になるまでに、いじめで当時を乗りきって逃げた分、どこかの経験上で学習する機会をもっているはずです。
むしろその中間の人々は、その経験が中途半端に終わってしまって、インパクトがないために正す機会を一生持たないかもしれません。
それは「罰が当たる」と云った迷信話ではなく、人間生きていくうちは遅かれ早かれ同じことを学んでいくということです。
子育ては、子供のいらっしゃらない方にはできませんが、それでもその本質はどこかで学ぶ機会があるものです。
その機会は、それなりに意識していないと気付かないかもしれませんが、あとでこういうことか、という気付きはあるのだそうです。
さて、逆に今陰湿ないじめが多くなるのは、子育てを親の背中を見せて育てていない子供や、親子のふれあいの少ない子供が増えていることが問題です。
紹介記事のお母さんの様に、最後の砦である「抱きしめてあげる」という様な基本的なスキンシップさえ、いろいろ忙しい親御さんがしてやれる機会が少ないのかもしれません。
いずれにしても世知辛い世の中ですが、もう少し子育てのしやすい施策を進めてもらえないものでしょうか、ため息が出ますね。
わが子がいじめに!? そんなとき、親はどうする? へこたれない子になる育て方【1】:PRESIDENT Online - プレジデント
http://president.jp/articles/-/15623