センシティブな「モテ女」に支持されるメディアを仕掛ける騎手
LINEという、世界でもシェアの高い、SNSを起動に乗せた策士がLINEを捨ててまで独立して作り上げた、次への一手とは、ファッション・トレンドを巻き込む全く新しいサービスのようです。
注目されているこの試みですが、売り込む仕組み自体が全て新しく前例がありませんから注目も集めつつ、リスクも多分にありますが、消費者のネット利用の成熟度や商品購買心理の状態、売る側のサービス知名度がそろっていないと、いくら過去実績や知名度が高くても、最近特に飽きやすい顧客のモチベーションは続きません。
C Channelって、某ファッションブランドに名前が似ているのは、偶然でしょうかそれとも意図的なんでしょうか、筆者の知るところではありませんが、何らかの注目度・話題性を狙ったのは間違いないでしょうね。
ある意味独占的なジャンルですので、東京という世界中の最新情報集積地であり、成熟した文化的なクオリティの高さが有あればこそ、成功するチャンスを生みだす可能性を秘めています。
これがいくらネットが発達した現代であっても、地方都市部では成立しえないビジネスモデルであって、仕掛ける側と、メーカーと、ユーザーが共同で機能できる環境でこそできます。
いずれにしても、こういった特殊な市場の中で、最先端のファッションセンスを持ち合わせたセミモデル級のリポーターが、リアルタイムにレビューして、そのままユーザが共有できる場所を提供し続けることができるかが、生命線なのだと思われます。
今のところ話題性も十分で、順調な滑り出しだそうですので、今後が楽しみなサービスです。
LINE元社長・森川亮が「モテる女性」に支持されるメディアを立ち上げた理由 | The First Penguin | 現代ビジネス [講談社]
http://gendai.ismedia.jp/articles/-/44142