ソフトで検証できる、学習方法をデザインする実例
国語教師が、反復学習ソフトが生徒の学習に役立つと考え、探したところある反復学習ソフトに行き着き、1年間クラスで使って学習効果を試したそのレポート記事
とのことです。
過去に政府は教育方針を熟慮を欠いた改変で、教育に混乱を招いた結果で今があります
ここまでの許容性が日本の教師に与えられているかどうかにもよりますが、教師の減少、学習指導以外の雑務が急増する中では、検討のきっかけとしては参考にしてみました。
ソフトの活用が、テーマにあがってくることが増えると予想されます。
おしなべて均一的な学習であり、興味・モチベーション維持は別途考慮が必要な手法で、使い道をうまく分けて併用するにとどまる、のと
途中からの変更の聞きにくい学習材料は、往々にして教師の授業ペースを乱す恐れもあります。
さらに、コミュニケーション比率は確実に低下するために、使用法は限定的にならざるを得ません。
高学年ならいざしらず、低学年には記事にもある反復にうまく導入していくのがよいと思われますが、児童・生徒の学習進捗度が図りやすくなるといわれて安易な導入は危険かもしれません。
今後、生徒数も減る一方で、教師の数は輪をかけて減少するといわれる昨今、文科省の綿密な調査・評価のもとで根本的な教育見直しは避けられないでしょう。
その過程で、場当たり的に現場で柔軟に実施しなければならず、その対応力はさらに教師の仕事量を増やす危険性を持っています。
文科省は、この人材不足による教育品質の劣化を、今ある人材でいかに効率よく向上していくかにおいて、配慮しなければなりません。
そのためには、現存教師の職場環境に関わる、二次的・三次的職務を極力なくす部分において、積極的に介入した上で、PTA・保護者を説得できる合理的手段を提示すべきでしょう。
こうして教師は、より本来の職務に集中できる事で、今回紹介したような教師単位での成功例・失敗例をあらゆる現場目線のソフトウエアによって、カイゼン案としてその結果をフィードバックできる環境が期待できるでしょう。
教育に関わる官民すべての大人にとって、その緊急的努力は全て「未来の日本」のためなのだと、使命感を持って取り組まなければならないのです。
高校の授業で反復練習ソフトウェアを使ってみた結果、こうなった
学習方法をデザインする、実例
http://gigazine.net/news/20150707-spaced-repetition-software-classroom/