くろま流 × NAGOYA式 ブログ

東海・名古屋からまちおこしヒント探し始めて、結局国際経済のしくみに行きついた

広島女子大生、原爆ドーム3Dプリンターで 

 

 今は、本当に便利な世の中になりましたね、便利だから今まで出来なかった、自分らしい表現が間単に出来るのですから。

 

 

f:id:kromaryu:20150718212252j:plain

 

 

  広島の、地元女子大生が仲間で協力して、3Dプリンターを使って「原爆ドーム

」を再現したそうです。

 

 日に日に戦争の悲劇の記憶が薄れて行く中で、この試みはささやかなものですが、全く今風の手法で実行したことはとても大きな意味を持っています。

 

 次世代を担う彼女達の行いは、同世代に伝わっていくことと期待しています。

 

 昨今、韓国の日本への戦争賠償の騒ぎで、日本という国の戦後における取り組みに疑問を持つ人がいるかも知れません。

 また、阿倍首相の祖父から面々と引き継がれる、戦前皇国主義の復活を匂わす、国民不在の政治。

 

 これらが立て続けに起こったことで、私達の「戦争を放棄する」という画期的な誇りに揺らぎが生じてはいないでしょうか。

 

 戦争をしないと誓ったのは、決して連合国の押しつけではありません、多大な民間人の犠牲や、代償の上に勝ち得た財産です。

 かつて、日本は数々の戦勝を勝ち取り、世界征服さえも出来ると思い上がった時期を持っています。

 皇国主義の話が出ると、未だその面影に復興を夢見る国民もいます。

 

 でも、やはり日本は世界と闘って、世界の一国に過ぎない事を学んだんです。

 

 それをまた、ぶり返す行為は過去の多くの犠牲を無駄にする事に他なりません。

 

 安倍首相は、こうした健気にもその遺産を引き継ごうとしている若者たちに、はっきりと分かり易く説明をしない限り、首相が目指す「美しい国」は決して実現することはないでしょう。

 

 

 

原爆ドーム:3Dプリンターで模型製作 広島の女子大
http://mainichi.jp/select/news/20150705k0000e040089000c.html

mainichi.jp