くろま流 × NAGOYA式 ブログ

東海・名古屋からまちおこしヒント探し始めて、結局国際経済のしくみに行きついた

ドコモ3位転落は携帯事業衰退を意味するか?

 
 とうとう、3位に落ちてしまいましたね、それでもMVNO回線卸で倒産しないのがドコモかもしれませんが。

 

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ドコモ光という、コラボモデルもあったりする。

 

 順位が変わっても、3社トータルの年間売上益は、あの世界の自動車メーカートヨタ自動車のそれさえも上回る程の市場であるわけで、その市場の基礎を3社が作り上げた日本独自の「移動体通信事業モデル」は、3社で持ちつ持たれつの代官と商人の関係みたいなものでしょうから、雇用を産みだすことが第一命題で、公務員の様に無くなる事は無いのだと思います。

 ドコモは、NTT東西の様に民間企業の役割よりも、日本の通信インフラの根幹を支える大命題があるので、KDDIソフトバンクとは性格が違います。
 さらに、先にも書いた通り、MVNO(回線事業者から借りて自社ブランドで販売する業者)の回線卸元としての面もあるため、単なる携帯販売業者ではないわけで、3位に下がっても立つ手はあるのでしょう。

 

 しかしここまで携帯や、回線販売市場がここまで縛りの多いのは、ヘビーユーザにたたかれても仕方ないでしょう。

 日本の通信回線技術は素晴らしく、高速で山間部やビルの密集した都市部などの電波に過酷な所でも、快適につながりますし、機種購入からメンテナンス、修理交換まで、サービスが行き届いていると言われます。

 それを押し付けがましい過剰サービスと見るか、値段相応の手厚いサービスと受け取るかは、人それぞれありますし、快適な時間を金で買えれば安いと思う人もいるでしょう。

 これからは健全な市場として、ゆるやかにではありますが、MVNO市場のシェアが上がっていくとは思いますが、それでも多くのユーザーがその不自然な市場から抜け出せないのを、世界の市場経済有識者はどのような目で、見ているのでしょうか。

 

 

 ソフトバンク増収確保、ドコモは減収:日刊工業新聞

http://www.nikkan.co.jp/news/nkx0220150513bjap.html

www.nikkan.co.jp

 

ドコモ、初の3位転落 3月期営業利益

http://www.tokyo-np.co.jp/article/economics/news/CK2015051302000134.html

www.tokyo-np.co.jp

 

【悲報】KDDI田中社長「MVNOが予想以上に伸びている。困ったね、MVNOの顧客はこれ以上増えないで欲しい」

http://blog.livedoor.jp/itsoku/archives/44715030.html

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