くろま流 × NAGOYA式 ブログ

東海・名古屋からまちおこしヒント探し始めて、結局国際経済のしくみに行きついた

世界が遠ざかるか近づくか?意識の組換と革命の時

今回は、かつて技術大国とか世界の工場ともてはやされた日本が、今でも先進国であることは変わりなくとも、隣国にお墨付きを奪われつつある今、何がそうさせてしまったか考え、何らかの暫定結論を持っておくことは大事なですね。

命の危機に晒されるどさくさにさえ自国の当主死亡説などというデマを流して、ここまで隣国を欺こうとす邪心って、どういう腹があるんでしょうか、それにしても一般的には発展途上国と認識されるこの国が、核弾頭や最新鋭ドローンを持っている、この技術力を何に使うつもりでしょうか。

 

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韓国軍が発見できなくなった北朝鮮の小型無人機 性能向上著しい弾道ミサイルの「目」、日米韓の新たな脅威に(1/7) | JBpress(Japan Business Press)

 

 かれらも限られた国家資産をフル活用して、国家存続を果たそうとする気概か見栄はそこに見ることはできますが、中国や北朝鮮の様にあからさまにナイフを突きつけて威嚇するか、アメリカやイギリスの様に爪を研ぎながらも隠して抑止するか、日本が採るべき道はどちら何でしょうか?

日本は今のところ表向きに、スーパーマンに見られる無力なクラークケントの姿を演じているように見えますが、果たしてそのスーツの下にはムキムキな筋肉質な身体は隠しているのでしょうか?それとも身も実ものび太君なのでしょうか。

 

その意見は世代によって大雑把に分かれるかもしれませんが、戦時を乗り切ったと自負する人や、マンガの影響で育った人々はアツい期待を捨てないでしょうし、現実的で社会の辛酸を舐め疲れている人は、期待する心さえ忘れているかもしれません。

日本はそうかもしれませんが、中国や北朝鮮のモチベーションと執念は、全ての人をクラークケントに祭り上げる強制力は、間違った方向性で異常ではあっても私たちにはまねできない説得力があります。

 

さて、その偏りがあっても決めた目標に周辺を追い込む力は、実力以上の圧力を他国に与えらえるほどで、実力だけで勝負するより実現性が高くなり、その自分騙しは結果的に実力になってしまう魔力を秘めています。

かつて韓国が日本の技術力に胡坐をかいていた時代、徹底的に売り込む市場を研究した圧して、新参者であるにもかかわらず韓国ブランドを認知させたことを思い出してください。

 

日本は確かに胡坐をかくことを正当化できるだけの努力をしたことは事実ですが、世界は変わっていくと言う現実を見過ごしてしまいましたし、変化が見えなくなって甘い汁だけ吸い続けてしまったのですね。

気が付いたころには時遅し、世界の進行度は取り返せなくなるほど日本を疲弊させ、時代遅れにさせてしまった。

 

その後では、出来ることは限られてしまいますが、バランスよく強みと弱みを補うことで全体で一つの強みに変えていくことは、まだできます。

これを実現するには、足並みを揃えられるかどうかにかかっているのでしょうが、それ以前に自社に強みを持っていなければ、スタートラインにさえつけませんから、負けない技術・存在価値を何が何でも持つ必要があります。

 

その時に、中国や北朝鮮・韓国に学ぶと言う劇薬の様な荒療治の選択肢もあるかもしれませんし、渡り合えなければ他国という安全パイを取るべきかもしれませんが、これからは単に国内企業よりも、国際感覚を養うついでに海外企業との連携に活路を見出すリスクはありだと思います。

言葉や思想の壁は在るかもしれませんが、正しく組むべきパートナーをしっかり絞り込み出来ていれば、プラスのほうが大きくなるでしょうし、理解も早くなるでしょう。

 

 また、製造業ならば罪悪感はあるかもしれませんが、他国の軍需産業でも十分採用されうる一級の部品でも作れる切磋琢磨を惜しまないなら、目標にしやすいし出来たノウハウの展開も期待できそうです。

商業観光業だったら、国際知識と語学は必須ですし、海外からお客が来にくい今にあっては、なおさら魅力や興味を持たれるための表現力を磨くしか、活路は見いだせないでしょう。

 

日本企業の多くが長い間避けて通ってきたこと、それは海外市場と国内のそれとを比較してこなかった事だし、それによって正しく見るべき視点を誤っていたことで、せっかくの技も評価されなくなった事。

これからは爆発的にネットーワークが進化する時代、これは世界が同時破滅しない限り約束されたことで、これを生かして逆転も出来るし、予算も最小限に出来るかもしれないから、その準備に手抜かりの無いように、そして後で悔やまないように、準備しておきたい。