くろま流 × NAGOYA式 ブログ

東海・名古屋からまちおこしヒント探し始めて、結局国際経済のしくみに行きついた

日本人のアイデンティティを引き継ぎたい

慰安婦支援団体との決別という、意表をついた見出しがこの春に明るみになったことは、日本への偏見的な韓国国民が晒されている現実を、少しだけ自覚させたという意味では、画期的だったとおもいます。

私達は、この議論が示そうとする歴史の事実の証明の難しさが、単なる事実証明だけでは出来ないという現実を、突きつけたという視点で真摯に見つめるべきでしょう。

 

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「利用されるだけ利用された」…元慰安婦が支援団体にまさかの絶縁状 寄付金の不正利用と10億円の行方 「親日派の謀略」との反論は問題のすり替えだ

 

現在の日本では、帰化した人を含め多くの韓国人が日本経済を支えるのに不可欠な事実となっていて、短絡的に韓国叩きを助長する感情論だけでは、何も解決しない事を知っているはずですが、韓国の人々がここまで声を強める行動や意志表示は、誤った歴史観の結果だけでは無く、地政学的にも陸続きであった韓国への驚異から、身を護るために避けて通れない心の叫びであると理解したほうが良いかもしれません。

これは、日本でも崩壊しかけている、国体という国のアイデンティティを示す意図が、多分に彼らの立場を主張している限り、日本人としてそれをどう咀嚼し、どう説得していくかを考える大きなヒントになる大切な事です。

 

国体という概念は、今では国家の正当性を他国に証明する免罪符であるはずで、国民としてブレずに行動するために不可欠であるにも関わらず、実際の印象は単に右翼思想だと蔑まれ、まるで危険思想のように洗脳させられている現実に、警戒しなくてはならないでしょう。

自由国家であるはずの日本でも、この現実を受け入れるのには、今では希少になっている大東亜共栄圏という概念を体現した人が、身近にいない人にはピンと来ないことかもしれませんが、今の日本の目指した本来の目的は、伝説でも謀略でも無かった事実を受け入れるべきです。

 

またこの主張は、GHQが押し付けたような、決しておごり高ぶった傲慢な行為では無く、日本という世界最長の民主国が、当たり前のようにその拡大を同僚のアジアにも広めたいがための、純粋な行為であった事、それを連合国側の利害を刺激させてしまった点で、反省の余地はあれど、恥じることのない国際行動である、という立場からしか日本を世界に理解させにくいと考えるべきです。

 

その国体を示す行動や表現は様々であり、時として他の国には理解させることに失敗することはあっても、韓国の事例にあるように決してくじけてはいけない意志表示であり、国民の義務でもあるはずです。

韓国の失敗が明るみになったことだけでは、日本のアイデンティティの証明が正しく機能しているかどうかはわかりません。

 

ただ過去のことは今から修整出来ない以上、韓国のような後悔があとで起きないように、日本の先人たちが韓国に施したことを正しく後世にも伝え、今回のような暴走をされないよう備えることはできるでしょう。

戦後の日本教育は、GHQのコントロールでかつてあった日本人の優れた教育制度を絶たれて、誇りを失う教育に矯正されたのは、今当に中国政府が新疆ウイグル自治区に強要していること同じであり、今でもそのGHQ新派から、子ども達を護らなければいけません。