くろま流 × NAGOYA式 ブログ

東海・名古屋からまちおこしヒント探し始めて、結局国際経済のしくみに行きついた

ついに峠越えか、雪解けに期待したい航空業界

地方創生が期待された時代、当時その最も話題に上がったもののひとつが、国産初のジェット旅客機として開発されたMRJでしたが、量産にまでたどりつけないままに延期を繰り返し、途中でスペースジェットと改名しつつ、地味にも改良が続けられていました。

そして10号機にして試験機が完成にこぎつけ、型式証明が取れる準備ができました、長かったですが、国内がウイルスで暗くなっている中では、明るい話題になってよかったと思いますし、人によっては大した出来事では内にしても、どうしても触れずにはおけなかったので、短文ですが記事っておきます。

 

www.aviationwire.jp

三菱スペースジェット、最新試験機が初飛行成功 設計変更反映の10号機、型式証明取得へ

 

 

 筆者の地方創生テーマのブログは、この航空機の経緯とともに進んで来たように思えますが、ぱっとしなくなった後も、逐一情報を負いながらいつかはきっとと希望を持ち続けたことが、ブログ継続のモチベーションにつながってきました。

その思いと裏腹な現実の課題は、同時に筆者に事実が全てであるという意識を徹底させる支えになり、その現実と正面から向かう意識を培う訓練に貢献してくれました。

 

その象徴でもある国産技術への試練を、この機はわかり易く私達に示してくれていますし、多くの現実と目指すべき努力の方向性を学ばせてくれています。

人によっては、失敗事例のひとつでしかないかも知れませんが、日本が国際市場に新規参入するための、多くの課題を克服するためにも、ここまで続けて来た多くの関係者には拍手をエールを贈りたい思いです。

 

今後もまだまだ予断をゆるさない段階ではあるものの、国際貿易で既に成功している自動車産業の飽和とIT化の激変の対応遅れを考えると、航空機や宇宙事業への投資と開発は、次世代の日本輸出産業の柱として期待されるだけに、引けない投資なのです。

日本は、政府主導で新幹線原発事業誘致を進めましたが、実質上芳しくありませんので、ほほ常識化しているIT産業で遅れを取った現状では、最も現実的な選択肢としてもっと注目されて良い、期待のヒーローであってほしいと、期待しています。

 

ですから、散々難航した改良型試作機が完成し、国内の試験飛行に成功したこのニュースがもつ意味は、最新の家電やスマホが出ることとは、雲泥の差があると思っていますので、今後も期待しながら追っていくと思います。

ある特定の近隣国から、日本産業のディスインフォメーションが拡散される世の中で、撹乱情報も飛び交う助教の中で、日本人の優位性を貶める行動は日本人として赦し難いものですし、そのアンチに抗議し国際的地位を担保する意識を、これからも大事にしたいと、このニュースによって気持ちを新たにできました。