くろま流 × NAGOYA式 ブログ

東海・名古屋からまちおこしヒント探し始めて、結局国際経済のしくみに行きついた

近未来マーケティングになるのか

スマホで情報検索して、話題のお店に行ってみようと考える方はとても多いと思いますが、記事のような自称実験などから見てみると、どれ程有効なものか見通しがついていないようです。

この実験を前向きに見れば、人口減少化に窮する交通管理の救世主になるかもしれませんし、テロ犯罪の新しい驚異とも取れる実験ですが、そのどちらに功を奏するかはGoogle様の胸三寸でしょうから。

 

togetter.com

スマホ99個を1カ所に集めてGoogle Mapsに幻の渋滞を起こし,現実世界の人間の動きを誘導する実験が面白い - Togetter

 

このテクノロジーの成果が市民にとって統制と取られるか、安全性と認識されるかで大きく変わりますが、イチ民間企業が行う以上は利益背反のリスクをかぶるわけはないので、その統制がGoogleにとって収益アップになる限りは善行されるでしょう。

日本は、トヨタ自動車を中心とする独自の交通インフラ統制を進めていて、今後大手物流企業とも連携し、落とし所を決めていくでしょうが、国内でも利益反のジレンマが発生し、国内事情が優先されるか、海外企業参入を受け入れるかが分岐点になります。

 

Google社は、ブラウザのGoogleによって、情報インフラの掌握に初めて成功した企業ですが、その覇権はこの記事でわかるように、本来アンタッチャブルな金融や、交通インフラへも及ぼうとしていますが、今後この実績が中国の覇権行動によっては、他の産業がそうであったように、美味しいところをかすめ取っていく前兆でもあります。

昨年末から始まったウイルスパニックは、アメリカ政府や企業にとっては、こうした現状の流れを変える大きなターニングポイントと捉えているでしょう。