くろま流 × NAGOYA式 ブログ

東海・名古屋からまちおこしヒント探し始めて、結局国際経済のしくみに行きついた

受験シーズンに再浮上、不正入試の課題

 

年始早々にその気分を楽しむ余裕すら持てない、今年受験を控える子どもたちとその家族にとって、この課題は、年末お約束だった忠臣蔵にかける思いと同等に、忘れられない話題となっていて、探すと朝日の女性被害者の記事ばかりが目についたので、違う視点で考えてみます。

この記事でも、聖マリアンナ医科大学で起きた女性受験者の話題に触れていますが、もちろん単に女性問題に転嫁するだけでは、この闇は消えることはありませんし、男性でも同様の事件は起きていますので、ここでは敢えて性差別としては捉えない事にします。

 

gendai.ismedia.jp

医学部専門予備校運営のプロが絶望した、この国の「入試差別」の実態(原田 広幸) | 現代ビジネス | 講談社(1/3)

 

女性の権利に言及したい向きには適当ではないですが、この背景の一つには多くの理系女性がぶつかる厚い壁に苦渋の涙を呑む方が多かったことを示すのは、筆者も十分理解しています。

ただ、問題化させる上でその反感を利用され、結局当該者には何も福音が届かないのはなぜでしょうかと考えれば、向けるべきベクトルが迷走させられ易い課題であることに気づけます。

 

この、短期間に消されガチなこの種の不正や差別は、そうとは思っていない世間知らずによってスルーされ彼らに忖度せざるを得ない実行者によって、過去から永劫に守られてきた悪慣習だからでしょう。

 残念ながら、子どもたちの教育は、望む望まないに関係無くこうした教育機関の慣習に何らかの影響を受けながら、関わっていかなければならなくなっていますが、彼らがその悪影響に自身の人生を汚染されない事を祈るしかありません。