くろま流 × NAGOYA式 ブログ

東海・名古屋からまちおこしヒント探し始めて、結局国際経済のしくみに行きついた

宇宙のロマンとリスク

かつて宇宙は無限だといわれ、広大で深遠な空間に神秘性と可能性を感じたものですが、最近は地上から観測する電波望遠鏡の発達や、宇宙からも大気圏外へ巨大望遠鏡を送って大気の影響を受けずに観測できたり、人工衛星で電波などで観測できるようになった結果、宇宙は有限で果てまで観測が可能な時代になったと言います。

国によっては、宇宙軍を創設して次なる驚異への準備さえするものものしさもありますが、私達には今少し現実味が薄いものの、生活に宇宙が関わってくる時代がそれほど遠くない意識も出ています。

 

www.gizmodo.jp

木星が彗星を地球に送り込んできているらしい | ギズモード・ジャパン

 

そこで、今回は普段と違う宇宙に関する話題を取り上げたいと思い探してみると、筆者が気になる記事を見つけたので、これを基に記事りますと、木星は第二の太陽と言われるくらい本来の質量から見て、太陽のような高温に輝く星になり得た星だそうです。

そして記事にもあるように、大きさゆえの巨大な重力場の影響力は太陽系の惑星にも大きいとされ、それによって地球も他からやってくる彗星や隕石から守ってくれているというのが専門家の見方でした。

 

ところが、この新説ではその一方で彗星や隕石を、地球に向けても送り出す原因になっていると言うのですが、これもコンピュータによる重力や惑星軌道の解析がシュミレートできるようになった結果、判ったことのようです。

地球の隕石落下の驚異が、意外にも太陽系内にあったというのは目からウロコの思いですが、もしかしたら接近するまで予測不能だった隕石飛来か、木星由来についてはかなり正確に予測できるようになると、期待できるかもしれません。

 

これから先、現実的に宇宙旅行渡航ができる時代が来るでしょうから、こうした太陽系内の惑星感間相互作用について、多くの予測が立てられると、その実現をさせやすくなるでしょうから、筆者はこのニュースは前向きに捉えています。

変にバカ遠い宇宙の果ての事実より、こうした身近な現実的な事実を、人類が共有できることの方が、より大事で力を入れるべきことでしょうし、その進歩だけ私達の宇宙ロマンがより現実になるバロメーターにもなります。

 

今最も注目されている月旅行もとても魅力的なのでしょうが、もっと切実な宇宙からもたらされるリスク回避への投資は、娯楽より最優先されるべきでしょうし、先にも書いた宇宙軍の創設も人類同士の争いというより、宇宙人では無い自然由来のリスク回避に役立つのであれば、日本も前向きに考えても良いのでは無いでしょうか。

宇宙は人類にとって、未だ謎多きフロンティアであることは変わりなく、人類が知れることはたかだか極一部でしかないでしょうが、今後せめて太陽系範疇だけでも事実を知ることができるだけでも、その分人間は狭い独善的な思考を変えて、マシな行動をできるようになるかもしれません。

 

それだけ宇宙とは、無限の可能性を秘めているのですから。