くろま流 × NAGOYA式 ブログ

東海・名古屋からまちおこしヒント探し始めて、結局国際経済のしくみに行きついた

寅さんと共に移り変わったものと、日本の明日は?

ドラマで長期に渡って一世を風靡した寅さんやに見られた日本各地の風物詩は、その象徴が廃れて行くと同時に話題になりにくくなってしまいますが、寅さんが久しぶりに復活した話題は当時一線で活躍した世代にとって、どのように映ったでしょうか。

いまやSFX映画作品で、架空の世界観をデジタルで現実と損分違わない程に表現できる時代に、寅さんや美空ひばりさんといった芸能のカリスマが、CG技術によって復活を遂げていて、普段馴染みの無かった高齢層にも最新のSFXに共感が持たれようとしています。

 

その一方で、現実の世界ではITを駆使したデジタル技術によって、物流以外の産業は距離の問題を小さくし、同時に都市と地方の恩恵を小さくしてしまいました。

因みにお隣台湾では、環島と言う台湾外周を回る習慣が根付いていて、台湾を回る者には地方の人が親しく接したり施しをするのだそうですが、日本で言う四国のお遍路さんと似ていますね。

 

news.yahoo.co.jp

訪日台湾人は「寅さん」のように日本中を旅行? 日台の文化交流に必要なもの(田中美帆) - 個人 - Yahoo!ニュース

 

 日本は、たくさんの風光明媚な風景があって、台湾にも島の周りや内地には絶景が多くありますが、共に共通するのは、島国で規模も近く限られた土地にいろんな文化習慣を持った民族や人が共存してきた点です。

一方は独自に、また一方は中国に言語などに大きく影響を受けた違いはあっても、独自の生き方を今も貫いてきた点で共通も大きくあって、経済観光、政治の面でも相互の合理的な利点があって、Win−winの関係を活かしやすい国の、来年のさらなる関係強化を期待したいと願っています。

 

今年新世紀の礼和に変わった年に、昭和に一世を風靡した上で芸能のカリスマがデジタルで復活を遂げた事実を見ると、私達は来年に向けて日本そのものをもっと見直しながらも、未来への可能性を絶え間なく考えていく、ちょっと希望が持てたような気がします。

今年は筆者にとっても目まぐるしい一年でしたが、元号が変わった今年は、日本にとって人口減少などの制限がありながらも、まだまだ工夫でしのいだ実力からも、人が少ない分は同じ境遇の国と連携しながら、来年以降も可能性を模索する挑戦の年にしたいものです。

 

さあ、今年はこれが最後になりますが、皆様良いお年を。

一年ありがとうございました。