くろま流 × NAGOYA式 ブログ

東海・名古屋からまちおこしヒント探し始めて、結局国際経済のしくみに行きついた

燃える若さとしぼむ若さ、それを見放す某省と大人

登美丘高校といえば、筆者世代には涙がでるほどのイケイケダンスで、ダンス大会を席巻して一大ブームを起こした集団として、記憶される高校生たちですが、ついにというかとうとう他校が王座を奪ったとのこと。

ちょっぴり残念ではありますが、夏を賑わせる高校野球と同じで勝負の世界であり、こうした切磋琢磨が新しいムーブメントを生み出していくのですから、むしろ歓迎すべきことかもしれませんね、今後も大いに盛り上がってほしいです。

 

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登美丘高校を破り、全国高等学校ダンス部選手権で優勝した「同志社香里高校」のダンスが美しい! | FUNDO

 

さて、その一方こうした未成年たちの夢を追うべき大事な期間である夏の今時分は、夢をつかもうにもつかめない子どもたちに撮っては、9月1日が恐怖の日だと知ってショックを受けました。

いじめや大人や社会からの理不尽さや抑圧に耐えられず、多くの学校が迎える夏休み明けの初登校日に、悲しいことに自殺者がピークを迎えるというのですが、これほど若者の自殺傾向が偏っていたとは知りませんでした。

 

確か数年前にはお隣韓国で就職もおぼつかず将来を悲観して漢江へ身を投げる若者がニュースにあった時期がありましたが、この国でも理由は異なるにしろ若い命が消えていく傾向があるのは、残念でなりません。

これをわかっていても、何もしてやれない大人としては無力感を禁じえませんが、災害や多くの苦難を乗り越えて若さゆえのはじけるような勢いを自由に発揮さえできなくなる社会は、よくよく大人が考え意識から反省する必要があります。

 

子どこはどの国でも無力であって、身近な大人たちを模倣して生きるしかない立場であり、ニュースのネタにされやすい性異常者や詐欺・風俗犯罪の利用などの他人による搾取、近親者の暴行やいじめに当該者の目線で気にかけ適切に対処していない現実は、自由社会の偏重であり、都合のいい解釈でしかないのでしょう。

これらの犯罪を減らしていくには、大人一人ひとりが防災と同様に、問題意識を共有していないこともあるでしょうが、いつ何時自分の目の前や生活エリアで対面する現実だと準備できているかどうかなのでしょう。

 

 日本人は良くも悪くも体裁を重視する慣習を持っっていますが、いざ事に当たったときにこの体裁意識が邪魔をする事が往々にしてありますが、平穏で事勿れな状態を基準に行動を取ろうとする傾向は大きく、異常な状態を理解しながらも正常な状態の範疇でしか行動できなくなっている大人が圧倒的に増えている現状がここにでているのでしょう。

常時の対処、つまりあるべき姿や対処方法は、それなりに学識があるのでできいているのに、実際にはその通りにはできないジレンマを抱え、その失敗に後悔はするけれど自分を赦してしまう、それが繰り返さされる以上悲劇は続くでしょう。

 

その一方で、政府は政策で教育福祉への資金投入しないばかりか、緊縮で市民負担を増すことで追い込んでいる悪循環を、ここ30年以上来続けていますので、国内で流れる筈のお金の生産に財務省はい一切対処せず、国民の自助努力のみで経済対策を済ましいる事実を抜きには、根っこからの解決は限界があると考えています。

 若者の自殺者が、単に報道偏重で増えたように見えているだけなら、また問題は変わりますが、たとえ一人でもこれらの犠牲者がいる以上は、たとえ理想でしか無いと言われようと、手を緩めてはならないことであり、日本の未来を大きく左右する究極のミッションなのです。