くろま流 × NAGOYA式 ブログ

東海・名古屋からまちおこしヒント探し始めて、結局国際経済のしくみに行きついた

頭がかたいと自覚するかしないかの話

毎日のように「女性蔑視」「高齢者の交通事故」が報道され、三面記事のメディアには嬉しい悲鳴でしょうが、それはさておきなかなか止まないむしろ呼応するように多くの問題が出てくるのには、きっと何か大きな見落としがあるのでしょうね。

問題視する側もこの多さに気づかれするほど、何度も指摘されるのには潜在的に隠れた問題があるからで、特定の加害者をさばき批判するのがストレス発散とすり替わった面は否めません。

 

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パンプス着用、社会通念で 厚労相、容認とも取れる発言 | 共同通信

 

今一般者にしても政治家にしても、高齢者を対象に問題視される判断や意思疎通が原因で起こる事故などの問題化は、高齢になる程起きやすいにしても、広く見れば誰にでも起こる事故と考えられますが、高齢者を人柱を立てフラグとすることで警鐘を鳴らしているのかもしれません。

歳をとれば誰でも徐々の自覚することではありますが、頭の柔軟性がなくなる傾向はだれにもあって、その自覚をする時期が人によって千差万別ですので、遅れた結果不幸にも事故を起こすのに繋がるのは残念ですが、多くは男性の自我の強さが邪魔することが多いようにも見えます。

 

この点は筆者の推測であり科学的に証明できていませんから「説得力」は示せませんが、多く報道される事故にしても失言にしても男性が目立つのは、男性社会ならではの悲劇なのでしょうか。

何事にも男子が重視されてきた日本の社会性は、海外の当たり前である男女平等意識を上手く理解できていないのかもしれませんが、それに上乗せして男性の優位性を誤解したまま社会を生きてきた慣習の修正ができないことが、原因になっている気がしてなりません。

 

世代ごとの教育の違いはあれど、男性が女性を引っ張ることへの現実的な弊害が出ている今に置いて、まだまだ一部の政治家には根拠のない自負心が抜け自らの価値を貶めながら、自動車運転においては自分の技術への慢心が事故を起こしやすくなっているという現実において、決して別個には考えられない問題です。

これは表面的には高齢者の問題とされていますが、この現実は老若男女関係なく降りかかる問題で、結果が同じなら誰であろうとその罪を被ることには変わりありませんので、高齢者だからといった狭い考え方は、また別の問題を作り出す引き金にもなりかねないだけに、物言うときにも自重が必要ではないでしょうか。

 

 この対策を、自民党ではマニュアルでしのぐことにしたようですが、民間ではすでに業務のトラブル対策に「マニュアルの弊害」はマストになっていて、全く効果はないと答えはでていますので、臨機応変に行動できる人材育成に答えは集約されている段階でのマニュアルで、どれ程の効果が「出ない」のか先が見えているのではないでしょうか。

加えて問題は、この遅れた行動に合わせて選挙対策のための高齢者バッシング(最も有効な30代40代有権者への忖度的扱い)のタイミングもどうかと思いますが、消費増税実施の有無も含め、タイミングを誤った施策の実効が今後経済にどのように影響するかの方が問題なのではと、心配になります。