くろま流 × NAGOYA式 ブログ

東海・名古屋からまちおこしヒント探し始めて、結局国際経済のしくみに行きついた

新しいAI関連、というシゴトが進化を加速する

 トレード専門AIによって株価暴落も囁かれるほどに影響力を持ち出したAIという名の新しい知的生命体を開発する人材は、近未来にとって有望株の業種といっても良いほど多くの企業が渇望する才能です。

小さなお子さんをお持ちの親御さんは、我が子にこの道を選択肢にお考えの方も少なく無いのではないでしょうか。

 

web.smartnews.com

 

大学生からでは遅いのか? プログラミング教育 (論座)

 

AI関連の仕事といっても真新しい職種に、多くの人は???と実感がわかないのも仕方がないのかもしれませんが、今中国がアメリカの経済制裁を受けながらも大きく飛躍できる可能性が、AI技術による「時短」の効果によって実現されるかもしれないのですから、日本もその効果に注目せざるを得ません。

AIといっても、その人工知能に当たるプログラムの精度を高める仕事は多岐にわたり、一概には特定された職業スキルでは無いのですが、その裾野は思う以上に広くおそらく既存の多くの職種が何らなの関わりを持たざるを得ないとまで言われるほどですが、まだ新興の職種でどのスキルを学べばいいのかその筋道に定番は存在しません。

 

一般的には、プログラミングを基礎としていますが、統計学・経済学・医学などさまざまなブレーンからその開発に参画していて、すでにプログラミングは道具に過ぎず、それぞれのエキスパートが専門ノウハウをどうプログラムしていくかの世界になっているそうですから、どの業界でも専門知識とコンピュータをどう結びつけ、人とリンクさせていくかを監督できる人材が、世に言うAI人材を指している様です。

そのAI人材の多くは、かつてのIT産業の走りとなったアメリカや、今盛んに国単位で押している中国や、IT教育が進んでいるとされるインドなどに偏っている様です。

 

r.nikkei.com

AI先端人材の半数が米国に集中 日本は4%弱: 日本経済新聞

 

平成においてIT関連製品で名を挙げた日本には、その人材はほとんどなく、そもそも国内での基礎的教育でさえ後退していると言われる状態で、AI人材育成などは程遠い状態とされ危機感が募っていて、上に書いた中国・インド、韓国などから人材を呼び込むことで、なんとか繋いでいる現実はさみしいものがあります。

今後日本も、IT関連教育は小学生から簡単なゲームプログラミングが注目され出していますし、中高でも情報処理の学習が取り入れられて、ようやく動き出したというところですが、日本も中国の様に本格的にアメリカ・中国などのIT・AI技術の聖地への武者修行の時代が待っているのかもしれません。

 

筆者が期待するのは、可能性は低いとはいえ5Gインフラの国産化や、ロボットやドローンなどの新興市場への参画を内需強化によって、競争力を高めていけることです。

ノウハウを蓄積された順に、人材を国内独自の発電開発や海洋資源開発、農業・漁業のIT化で生活基盤の内需の強化、そして政府には内需拡大への有効な予算確保によって、今国内で滞るお金の流れを少しづつ大きく出来ないか、これは人口減少する近未来の日本にとって、まずはAI人材育成と活用を最優先させる意味はとてつもなく大きいものです。

 

そのためにも既存職種に持つ有能な人材と、情報処理・アプリ化できる人材との橋渡しを、政府は先頭を切って推し進めていただきたいもの。

その点で、中国が推し進める国策はむしろ学ぶべきことが多分にありますし、追い越されたのならまた追い返せば良いだけのことですから、かつて経済成長を果たした日本がそれを出来ないわけが無いと信じています。