くろま流 × NAGOYA式 ブログ

地域産業・観光を広い目線から、東海・名古屋あるあるをリサーチ。

大阪が変わると地方も変わる?期待し過ぎないバランス

昨年あたりから米中朝(韓)との関係が出て以来、国内の地域創生の動きが話題に上がりにくくなっている背景に、世界の動きが積極的に報道されるようになって、ネットの速報性と比べて不利になった、TVメディアの報道が後追い情報になりがちで、批判増加や識者の解説がありきたりになっている気がします。

その結果、古い情報に加飾やより刺激を加えて目を引こうとする情報番組が増えたことで、よりネットメディアとの負の差別化が進んでいるようですが、本来TVメディアは未だ国内人口の大半を占める視聴者の主要な情報源であり、速報に優位性が無くとも最低限の報道意識と自覚は保持してほしいものです。

 

さて、今回のお題に関する意見は、TVではほぼおざなりにされていて、ネットでも経過観察中の話題ですが、実際に地方創生の期待値としては大きいことで、以前から取り上げている東京都と地方の人口格差による福祉の充実や、移動の利便性の向上が都市部に偏る流れを生み出してしまっています。

大阪は、古くから日本で2番目の大都市として知られているもの、最近は東京近郊の横浜などに肉薄されているそうですが、大阪都構想などちほうじちたいとしてはチャレンジングな行政で注目もされました。

 

この自治体は大阪府大阪市という、入れごのような特殊な行政形態で「無駄」が大きく取り上げられた地域でもありますが、良くも悪くも東京都と比較され地方都市のベンチマークのような扱いをされる地域でもあります。

この比較が必ずしも他の地方都市に当てはまるものではありませんが、注目せざるを得ないのも事実ですので、今回はとくにYoutube動画でも多く取り上げられる西成地区の商用利用について少し触れたいと思います。

 

 この地区は、東京の上野のように戦後から闇市から始まって大阪の商業復興に大きく影響を与えた地区と認識していて、今も地元ではコアな飲み屋・夜の繁華街として親しまれている地域ですが、いざ外部の人からは近寄りがたい地域としても知られているそうですが、最近は大阪市も商業環境の見直しの中注目しているそうです。

ひところと比べて明るい雰囲気になり、出張ビジネスマンや女性も気軽に来るようになったそうで、ある意味コアな利用者にとっても前向きにこの変化を捉えているようです。

 

ほかの地方都市の飲み屋街・夜の繁華街でも、大なり小なり同じような課題を抱えていますが、大阪ほど規模が見込まれる場所は博多・札幌・名古屋など限定されますが、こうした商業地域は往々に治安や公序良俗の問題化しやすい一方で、多くのサラリーマンのオフタイムの息抜きとして無くてはならない場所であり、そこで得られたモチベーションで、日本の経済は伸びてきたと言っても言い過ぎではないと思っています。

 名古屋でも、錦・女子大小路などの名駅から新栄にかけての繁華街では、麻薬取引や客引き、風俗事件などが絶えませんが、名古屋のいや愛知岐阜三重の生産業・商業で働く人々を支えてきた事実を、筆者も見てきました。

 

web.smartnews.com

西成=ドヤのイメージはもう古い! インバウンド増で変わるホテル事情、西成女子が取材しました (Jタウンネット)

 

この事実は、地方の過疎部分に影響を与えるものではないにしても、人口減少の中でどうやって人の動きを分散されたコミュニティで作るか、全体として地域の核になる都市部ごとに人の動きをもたらす大きなきっかけになるだけに、東京一極集中傾向をのカンフル剤として機能することを期待しますし、地場の空港や港の最大限の活用が鍵となります。

 これからは、インバウンド需要によってホテル・宿泊施設の増設とその周辺繁華街の活性化が見込める時期として、どの地域も大きな期待をしていますが、大阪が示す地方活性化の姿は、東京のそれと比べ地方活性化のお手本にしやすいものですから、地域間の情報共有・ネットワークも生かしながら相乗効果をあげていきたいものです。