くろま流 × NAGOYA式 ブログ

東海・名古屋からまちおこしヒント探し始めて、結局国際経済のしくみに行きついた

次世代トヨタの企業努力から学ぶ、私の目指すべき方向

大企業病からの脱却は、一見個人の努力目標とはかけ離れているように思える方もいらっしゃるかもしれません、しかし直接参考にならなくともその本意を汲み取って得られるものは大きいことは間違いありません、そこで今回は大きな問題から個人的課題の方向性を考えます。

 

トヨタ自動車豊田章男社長の代から、車内改革を進め生産システムを見直し管理職人事を刷新し、国内でが未だ絶賛され生産管理のバイブルとも言える「トヨタ方式」に甘んじることなく、大企業にありがちな大企業病に果敢に挑んで、結果を出してきました。 

その現れはお膝元豊田市で、スマホ予約から配車、降車後の空車の基地へ戻るまでの一連の流れを、簡易的ながら実車で行い成功したと、先ごろ報道されましたが自動車業界の事情が電気自動車開発と、そのインフラを担う自動運転システム開発でしのぎを削る中、そのシステム開発競争もIT産業など異業種企業参入もあって、大資本のトヨタのシステム国内採用が期待されていたり、単なる自動車メーカーの枠を超えるものです。

 

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都市向けシャトルサービス、ボッシュが自動運転EVを提案へ…CES 2019 | レスポンス(Response.jp)

 

そして、米中経済戦争でグローバルでの経済市場が大きく揺れる中で、かつて失敗した「中国市場」への積極参入をも始めており、その結果は今後の日本の生産企業の大きな指針となり得る点で、注目が集まっています。

表題にある「自動運転システム」の覇権の行方は、ご存知の通り今米中間で争われており、今回のトヨタの英断はその中に何とか食い込もうとする、大企業らしく無い「捨て身戦法」でありそれより規模の小さい企業においては、さらに捨て身の覚悟を要する時代として、自動運転システム課題に代表されるような、企業改革は避けられません。

 

と、ひと通りトヨタ自動車の取り組みをあげてみた上で、わたしたち個人にとってどう解釈し活かせるのでしょうか。

 

まずこの事実は、企業で働く人たちにとって間接的に反映されると理解はできますし、企業で働く以上は会社の努力を待つまでもなく、一個人単位での仕事の認識や改善を必要とすることは、上司から耳タコなほど言われていると思います。

すでに行動に出ているとお叱りを受けるのなら良いとして、実感できない方がおられるのであれば、間接的に影響が出てくると思われるので、姿勢の改善をしたいものです。

 

これらに対応うするうえで裏付けになる情報入手は、今のわたしたちにはネットの利用さえできればさほど困難ではありませんが、それさえ叶わない方々にとっては深刻かもしれませんが、それは住食と同等に価値の高い手段のため、何とかしたいものです。(そうした方は、このブログも見ていないでしょうね)

情報価値の重要性は人によって様々ですが、情報氾濫の時代に必要な情報とそうでない情報を振り分けるために、どれだけの時間を費やし努力されているでしょうか。

 

その程度の判別は、上で話したようにトヨタの企業努力を参考にしても良いと思いますが、闇雲でなくより真剣に情報を精査し、それに逸れない自身の行動を検証していく姿勢が有効ですし、唯一かもしれません。

その意味や重要性は、行動をすればするほど現実身を帯び、身にしみてわかると言いますが、筆者もその通りだと実感していますので、身近にもいるであろう実行者の人々を見習いたいものですが、その学びの姿勢には時間に左右されない姿勢がもっとも重要だと考えています。

 

これらの学びを目指す上でもっともらしい言い訳になるのが、

「時間が無い」「お金が無い」「チャンスが無い」

などの無い無いセットで、メンタリストから必ず克服を指摘されるお約束なネガティブ思考ですが、先に情報を詰め込み過ぎて自己破綻するのは賢明ではなく、自身の頭の中で「もっとも自分らしい情報処理の仕方」を、まず自分なりに決めておかないと、上のようなネガティブお化けに意欲を削がれてしまいます。

その頭の整理には、ぜひなんとしても一人で集中できる、まとまった時間と環境を自分で準備し、その中で集中して決めた方が良いと言われますし、それが瞑想・ヨガでも散歩・ジョギングでも釣り・囲碁将棋でも良いので、機会を得た時に試すことをお勧めします。

 

忙しさに溺れない自分を目指して、自分なりに人生の泳ぎ方を会得する。

 

これしかないでしょう。