くろま流 × NAGOYA式 ブログ

東海・名古屋からまちおこしヒント探し始めて、結局国際経済のしくみに行きついた

テレ東の目線と姿勢に胸キュン!

ここ数年のTVメディアにおいて、この局の覇気は筆者もずーっと追っかけていましたし、記事面でずいぶんお世話になりましたが、唯一無二の経済番組は言うに及ばず、そのノウハウを核に社会問題にズバズバ切り込み提起していくさまは、見ていて胸のすくものです。

こうした先駆的なメディアポリシーの独自性は、他局にも影響を及ぼし始めているのはご存知の通りで、ようやく時代の流れがこの局の姿勢に追いついてきた感があって、昨今のTVメディア離れの風潮のなかでも筆者がどうしても離れられない原因の一つになっています。

 

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「フカヨミ+」「ヤミ」はヤメて!「民泊ポリス」奮闘 岸本好正・日経プラス10キャスターに聞く|テレ東プラス:テレビ東京

 

 テレ東のビジネスライン番組では、何十年も前から女性キャスターの登用が続けられているのはご存知でしょうが、他局で政治経済を扱う報道番組ではつい最近までは男性の有名人を起用するのが当たり前のメディア業界でも、テレ東のアプローチは画期的でした。

しかも、女性出演者にありがちな「添え物」でも「華もたせ」でも無く、ガチでキャリアタレントの女性を起用し、今では他局がこぞって真似をするほどの社会的影響を与えています。

 

筆者が長年見させてもらっているWBS(旧名:ワールドビジネスサテライト)は、経済をとても身近にしてくれた良番組で、この番組から小難しい印象を持たれやすい経済について、関心を持たれた方も多いでしょう。

WBSのノウハウをベースに、テレ東は「ガイヤの夜明け」や「カンブリア宮殿」などの派生番組のラインナップによって、さらに楽しく豊かな経済への視点を提供し続けています。

 

WBSの歴代キャスターで筆者は小谷真生子氏が最も好きでしたが、今も昼のB系番組で活躍されていますが、男性キャスターに劣らないのは無論、著名な経済アナリストとも対等に与しながらも、女性的なソフトな物腰で対応するなどガリガリのキャリア感がしないインテリジェンスは、リスペクトの極みでした。

彼女がつくったその空気は、今でも後出のキャスターに引き継がれていて、一つの世界観を完成させていると言って過言ではありません。

 

今回は地方創生とはかけ離れましたが、テレ東の報道番組の歴史は、地方自治に携わる多くの有志にとって、経済の社会的影響を大いに身近に便利にしてくれたと思っています。

時代の風潮に流されず、社会にとってそして日本のとって、現代の素の姿をさらけ出す経済のありのままの姿を、気負わず見られる番組作りを、楽しそうに見せてくれるテレ東の番組にエールを送りたいです。