くろま流 × NAGOYA式 ブログ

東海・名古屋からまちおこしヒント探し始めて、結局国際経済のしくみに行きついた

IT産業の裾野拡大が、中小が占める地方産業を変える好機。

 突然ですが、みなさんグローバル起業のイメージはどう感じますか?

トヨタ自動車のような、自他認める超大企業であっても、

以下記事にあるような、スタートアップ起業であっても、

 

グローバル起業

 

であり、大企業を意味するイメージは薄れているということです。

 

KDDI、ソラコムを約200億円で買収ーー日経新聞が報道 - Engadget 日本版

japanese.engadget.com

 

そして実際に自覚しておきたいのは、以前からもこのブログで書いていることですが、グローバルな視点を求められる範囲が中小零細企業にまで及んでいる、という点ですでに大企業だけに冠されるキーワードでは無くなったことです。

ですが、ここで言いたいのはネガティブな話で無く、企業規模に関係が無い質の可能性を表した上の記事を紹介したのは、スタンダード化しているグローバル視点が、いかに中小企業の可能性を広げて行くかを物語っているからです。

 

今までグローバル目線で比較的閉鎖的だった国内企業にとっては、格差が無くなるという厳然たる事実が何を語っているかと言うと、

 

「ITが広げる市場において、企業規模はハンディにならない」

 

という事実であり、返して言えば既存インフラとのしがらみの少ない方が、さまざま仕掛けがしやすいと言う事実を、いかに早く理解して行動に移せるかが、規模に関わらない全ての企業に、成功チャンスの早道になります。

その目線に早く慣れ、行動を変えていく企業が生き残ることは自明の理でしょうし、それは人が空気を吸っているように、当たり前のスタンスでなければなりませんから、まだそこに至っていないのなら少しでも早く切り替える堅実さを持ちたいです。

 

 なかなかその突破口を開けない企業があるのならば、身の回りにあるガラパゴス的な慣習や日本の持つ本来良き伝統を、誤認・極解していないか疑うべきなのではないでしょうか。

このグローバル化の話で申し上げたいのは、日本が持つ特色が古く西洋色に染まった方が良いと進めているのではなく、むしろその特色を前面に強調すらしてでも押し出すべきだと考えている点です。

 

この信念においての行動は、世界進出の上で少なからず圧力や障害になると実感するかもしれませんが、そのリスクを勇気をもって挑むスタンスは、乗り越えた時に必ず大きな財産として企業に恩恵をもたらすと信じています。