くろま流 × NAGOYA式 ブログ

東海・名古屋からまちおこしヒント探し始めて、結局国際経済のしくみに行きついた

8月とは、世界へ日本の生きる道を示す時

8月という、忘れられない月

前回、アメリカで起こる「月食」を取り上げましたが、日本にとっても月つながりで、8月は大きな意味をもっていて、日本人にとってアイデンティティを問うべき、いくつかのイベントが開催される文字通りホットな月なので、取り上げます。

 例えば、原爆投下記念日や終戦記念日もその一つですが、この暑い8月は日本に住む私たちにとって、お盆やすみをアクティブに満喫する時期でもあり、戦争や平和に関連した様々なアプローチがされます。

 

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第1弾!唯一日本人所有の飛行可能な零戦を日本の空で飛ばしたい(零戦オーナー 石塚 政秀)着座撮影会の開催について - クラウドファンディング Readyfor (レディーフォー)

 

 また、昨年の8月に筆者は、地元名古屋にあるボランティアが運営する平和を考える施設やの取材記事を公開していて、当ブログの閲覧ランキングでもじわじわと上がっており、2位を記録しているようで、筆者も8月のトピックらしいと喜んでいます。

 当時取材時に、管理なさっている男性の熱意をひしひしと感じて、紹介する上での使命感さえ感じずにはおれなかったことを思い出しましたが、私たちにとって毎年の戦争と平和というテーマは、とても新鮮なものだと心を新たにします。

 

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 さて、今年の8月でも例にもれず戦争と平和に関する様々な、あたらしい話題が報じられていて、さらにはお隣韓国や北朝鮮とのあたらしい関わり方においても、今後をうらなう課題も持ち上がっていて、よりテーマの重要性はたかまっています。

 また、グローバルな話題においてはアメリカとの貿易摩擦や、東南アジアなど先進国との経済や貿易での付き合いにおいて、私たちが多様性を考える機会も多く提示されていて、インバウンド観光で増加する海外訪問者との様々なかかわりを考え直す時期としても注目されています。

 

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このアツい時期だからこそ。

 さて色んな変化や積み残した課題の中でも上向きと言われる景気は、それぞれの地域の産業で様々、例えば筆者の地元東海地方の産業でも、変化に対応すべく努力を重ねています。

 ものづくりの中心のひとつ、東海に展開する工業地帯は主に工業機械や自動車など、この国のさまざまな製造産業を支え進化させていて、日本人だからこそできた、精緻な技術力は「ジャパンブランド」を世界に冠するまでに高まった、ブランド力を押し上げるのに貢献しています。

 

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 それによって世の中の次世代主力のIT技術の発達と、その恩恵によって世界の流通は連携され、お互いの距離が縮まった分、経済効率はよりシビアに要求され、ますます距離や時間の短縮による価値観は高まっていています。

 日本の景気向上は、世界規模で効率化された生産システムは、個々の企業単位で成り立たなくなっていて、トヨタ自動車が評価されたように日本の生産連携は、それ自体がブランドであり、価値の高さを認められたからこそ得られたものでしょう。

 

 日本が世界市場に本格参入後、日本の技術精度は先進国や途上国に影響力を与え、産業に不可欠なものですが、それこそ唯一無二日本が世界で輝き続けられる生きる道と言い換えることもできます。

 ただ、ようやく日本は世界市場の有力な立場を得られた今の地位は、所詮儚いものであり、これからもより独自のスタンスをはっきりと示し、国策レベルで機敏に立ち回っていかないと、世界の動きから忘れ去られてしまうでしょう。

 

 かつて、この辺境の地は西の大陸からは、多くの職人が移り住んで定着しましたし、南方からも宗教や道徳の基礎となる文化や、渡航技術や農耕作技術を持った人々が渡って定住したことで、技術の掃き溜めの地として存在価値を示して来れました。

 そのおかげで、文明先進地の地球の裏側であるにも関わらず、日本は遠くとも大きな影響力を示して来れたのです。

 

 この国に住まう私たちは、この厳然たる歴史的因果関係をもっと自覚し、今後も世界発展の底力として全うしていくのか、それとも逆に発信の拠点としての存在価値を高めるべきなのか、真剣に論議しなければならない時期にきています。

 そのためには、日本が果たしてきた功績を子どもたちにもっと知らしめ、希望と可能性を持てるように、準備しなければなりません。

 

 その準備をこれから……では遅いのです。

 

「Raise your flags,now!(今、旗を揚げよ! )」

 

8月は、日本の生きる道を世界に示す、私たちの狼煙になる月なのです。