くろま流 × NAGOYA式 ブログ

東海・名古屋からまちおこしヒント探し始めて、結局国際経済のしくみに行きついた

レゴランドと、マインクラフトとの合体はマスト

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 ちょっと前ですが、大好きだった絵本作家、ディック・ブルーナ氏が亡くなられました、子どもたちの心の世界を、うさこちゃんを通して代弁できる、ステキなアーティストさんで、その才能を失ったのは残念ですが、

ご冥福を祈ります。

 

「ミッフィー」作者、ディック・ブルーナさん死去 世界で愛された『ちいさなうさこちゃん』

www.huffingtonpost.jp

 

 

 さて、今回は子どもの玩具としては、多くの人たちが触れて楽しんだ記憶のあるであろう「レゴブロック」をつくるレゴ社が、いよいよ名古屋に日本初のレゴランドをグランドオープンしたのを記念に、レゴ玩具のこれからを占ってみたいと思います。

 今までのレゴのおもちゃは、子どもの想像力を手を使って四角いブロックをくみ上げて、頭の中にある無限の創造力を養う「頭脳教育」の代表でしたし、手で作るところから、手を起用にさせて頭を刺激し、クラフトマンを育成する教材でもありました。

 

 インターネットやPC、スマホなどの情報インフラが身近になった中で、アナログだった教育玩具も、どんどん変化していますが、長く国内教育はデジタル化を良しとしてこなかったわけですが、いよいよ子どもたちの生活環境にもデジタル情報端末が普及してきて、無視できない時代にあって、いよいよタブレット用の教材も、良質のものが出始めているそうです。

 こういった背景の中での玩具も、ゲームが子どもたちの心を掴んで離さない中で、教区面では、出遅れた感が否めません。

 

「レゴランド」でものづくり プログラミングも学習 - 共同通信 47NEWS

this.kiji.is

 

 このレゴブロックの教育理念に近いデジタル教材としては、マインクラフトが知られていますが、非常にレゴブロックと世界観が似ていて、ゲーム感覚で創造性とインテリジェンスを養えるツールとして、子どもたちに人気があるそうですね。

 かねてから、レゴとマインクラフトが合体したら、どうなるか興味がありましたが、やっぱりあるんですね、今はただレゴブロック組み立てを仮想上で再現するだけですが、昔あった「電子ブロック」みたいな発想の、プログラミング玩具ができると、面白そうです。

 

【Minecraft】30万個のレゴブロックを使ってマイクラの世界を再現してみた(大嘘) - レゴリソースパックの紹介 | ナポアンのマイクラ

napoan.com

 

 また、レゴにはすでに「マインドストーム」なる製品があって、バッティングしそうですけど、いずれにしても方向性は見事なコラボと言うか、フュージョンを果たしてくれそうで、こういった手法は将来性に期待できるという点でも楽しみです。

 ■プログラミング学習が売りになるかも

 レゴは「マインドストーム」という商品シリーズを展開している。レゴパーツとともにモーターやセンサー、さらにプログラミングのできる基盤ブロックを組み合わせてつくるロボットだ。

 今はモバイルアプリを使って、スマホタブレットからも操縦ができる。その操作やプログラミングを習える場はレゴ社の公式教室「レゴスクール」などがあるが、レゴランド内の施設が「ロボティック・プレイセンター」というアトラクションにできるのだという。

 この施設、実は今回の内覧会でまだ内部が公開されなかった。極秘…というわけではなさそうだが、ある意味で「カギ」になるとも感じた。名古屋で力の入れられているロボット研究、ロボット工学との連携という面もあるし、対象年齢が公表されているターゲット層の「2~12歳」よりもさらに上、「少なくとも中学生ぐらいまで」(運営関係者)は広がるというからだ。海外ではその改造やプログラミングの腕を競って、大人にも熱が広がっているらしい。

 となると、筆者の11歳の息子も、もう少し反応するのではないか。しかし、このマインドストーム、価格を見ると5万円、6万円! ちょっとハードルが高い用にも感じられた。

 はたして、レゴランドは失敗の歴史だった名古屋港の再開発の歴史を変えることになるのだろうか。

 

 親御さんも、レゴランドの来訪に期待を大きくしている人は多いと思いますが、このアトラクションを、東のディズニーランドや西のユニバーサルスタジオと同率に考えると、どうしても商業的な発想になって「やっぱり物足りない」で終わってしまいそうですよね。

レゴランドの「物足りなさ」は計算づくだった (東洋経済オンライン) - Yahoo!ニュース

headlines.yahoo.co.jp

 

 言いたかったのは、レゴランドは単なる非現実を体感するだけの、異世界ではなくて、子どもが非現実の中で多くの学びと体験を創り出す、きっかけの場所として在るべき、むしろ創造を現実化できる非現実世界、なのではないかと思えます。

 レゴランドには、あえてリアルな異世界を見せるのではなく、明らかにリアルなブロックで創造してあるところに、空想の世界を子どもでも自分自身でつくることができる、というリアリティを実感させてくれる世界だからこそ、存在価値があるのではないでしょうか。

 

 かつて、つたないながらも筆者もご幼少のころ、レゴブロックで創造性をやしなっていた時代があったのですが、きっと今人の親の激務にいそしむ親御さんのながで、レゴランドに未来を見ている人たちは、少なくないと思います。

 ブロックで創造すれば届く、半現実的な空想の世界を築ける、その期待とワクワク感が、子どもたちの可能性と未来へのモチベーションを、程よく刺激する世界であって、入園するのには、たくさんの想像力を働かせる力が問われるのかもしれません。

 

 そんな能力開発型レジャーランドに、ディズニーランドに引けを取らない入園料を払うのか、という自問自答もありながら、マインクラフトよろしく考えて楽しむ創造性を体験できれば、大成功でしょう。

 

 それが、レゴランドにいって、見つけられる最大の「トレジャーハンティング」になっているのではないでしょうか。

 

レゴランド:周辺3カ所からバスで…国交省認可 - 毎日新聞

mainichi.jp

名古屋・あおなみ線:走る走る「レゴランド・トレイン」 - 毎日新聞

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